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(2009/06/04)

アルバム初動売上が3倍増、東方神起の飛躍の秘密

 今年3月に発売したアルバム『The Secret Code』が前作の3倍近い初動売上を記録した東方神起。この目覚ましい飛躍の背景には、若年層への訴求を重視したプロモーションと短いスパンでのシングルリリースがあった。

デビュー以来の“若年層狙い”が、幅広い支持に

 東方神起の躍進が目覚ましい。昨年1月にアルバム『T』をリリース後、合計5作の“TRICK企画”シングルを経て、「Beautiful you/千年恋歌」(08年4月)、「どうして君を好きになってしまったんだろう?」(同7月)、「呪文ーMIROTICー」(同10月)、「Bolero/Kiss The Baby Sky/忘れないで」(09年1月)とシングル4作連続で週間1位を獲得。3月25日に発売されたアルバム『The Secret Code』は、初動売上15.8万枚(『T』の初動売上の3.02倍)を記録。間髪いれずに発売したシングル「Share The World/ウィーアー!」で再び週間1位を記録という具合だ(表参照)。AVT社の佐竹義康氏(S.M.エンタテインメント・マネジメント部 担当課長)は、「この1年間で、すべての世代において、大きく認知が伸びたという実感がある」と語る。本誌NINKI度調査より、06年の1stアルバム『Heart , Mind and Soul』から最新の『The Secret Code』までの発売1週前時点のアーティスト認知度によると、継続的に認知の浸透が進んでいることが窺える。

東方神起ランキング
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 「東方神起は日本デビュー時から一貫して、若年層への訴求を重視してきました。それが、韓国の情報が入りやすい30代以上のリスナー層と結合して、全世代に渡る支持に結実しました」(佐竹氏)

計10枚のシングルリリースが認知拡大に貢献

  さて、ここで過去1年間の東方神起の展開を振り返ろう。まず、目を引くのがシングル作品のリリース数の多さ。『T』から『The Secret Code』まで、実に10作品のシングルをリリースしている。

 「東方神起は作品リリースすればチャート上位を狙えるところまできているので、意識的に短いスパンでリリースし、とにかく彼らの名前が取り上げられる機会を増やすようにしています」(佐竹氏)

 2月から3月にかけて行った“TRICK企画”シングルは、『T』の売り伸ばし戦略。『T』収録曲「TRICK」の一部をフィーチャーした5曲を、それぞれ別のメンバーがリードボーカルをとる、という異色企画で話題を集めた。「Beautiful you / 千年恋歌」以降のシングルでは、あえて、「“大人な” 東方神起を見せることを意識した」(佐竹氏)とのことで、アダルトな曲調の楽曲や、5人の歌唱力を全面に出す楽曲に挑戦している。

 「本格派志向の強いシングル作品を出すことで、J-POPリスナーの間でも、東方神起と他のアーティストとの差別化ができた実感があります」(佐竹氏)

 こういったリリース施策と、3月19日から行われた『3rd LIVE TOUR 2008〜T〜』、8月の『a-nation ,08』への出演を経て、アルバム『T』はロングセラー化。そして、年末の『NHK紅白歌合戦』出演から、年始に地上波バラエティー番組(1月3日フジテレビ系『めちゃめちゃイケてるッ!』、1月4日TBS系『さんま玉緒のお年玉!!あんたの夢をかなえたろかSP』など)に出演したことで、セールスは再び大きく飛躍した。この1年間でのファン層の拡大を反映して、『The Secret Code』は前作の3倍となる初動売上を記録したわけだ。

 さて、東方神起は現在、5月4日より計25万人動員予定のツアー『4th LIVE TOUR 2009〜The Secret Code〜』を行っている最中。7月4日・5日の東京ドーム公演がファイナルとなるが、公演を目前に控える7月1日にニューシングル「Stand by U」をリリースする。こちらも高いセールスが期待できそうだ。

東方神起

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(ORICON BiZ6月1日号より抜粋)

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