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(2009/05/25)

「サマーシーズン」の盛り上がりを占う初夏公開強力作品
認知度抜群の人気シリーズ最新作が続々と日本上陸

 アメリカ映画界と同じく、「夏休み映画興行(サマーシーズン)」を5月から始める動きは、ハリウッドが全世界同時公開を押し進めるなかで、日本でもすっかり定着しつつある。同時公開は海賊版防止と、DVD発売時期の足並みを揃える戦略によって実施されているが、強力作品が夏休みに集中して、食い合うリスクを減らそうとの意向もある。

 今年はとりわけ、『天使と悪魔』の5月15日公開を皮切りに、6月末までに3本の超強力作品が次々と公開される運びとなった。そのいずれもが認知度の高いタイトルであることから、各配給会社の意気込みの強さが窺える。夏休みにはヒット確実の『ハリー・ポッターと謎のプリンス』(7月15日全世界同時公開)が控えるだけに、それまでに数字を稼ぎたいとの思いが働いたと推察できる。

サマーシーズン表
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 まず5月29日の公開となるのは『スター・トレック』だ。カーク船長やスポックが活躍する、あまりにも有名なSFテレビシリーズの劇場版ながら、これまでつくられた劇場版10作品とはまったく趣を異にする。テレビシリーズ『LOST』の仕掛け人J.J.エイブラムスが製作・監督しただけあって、まことにうまいつくり。テレビシリーズを題材にしながら、新しい展開のドラマを構築している。描かれるのはカークとスポックの青春時代。USSエンタープライズ号に初めて搭乗した、ふたりの葛藤と友情の絆が躍動感いっぱいに紡がれる。クリス・パインとザッカリー・クイントという新鮮な顔ぶれをキャスティングし、ストーリーもシリーズに縛られない。なるほど、これなら新たなシリーズ化も可能。エイブラムスの戦略はみごとの一語だ。

 6月13日に公開となるのは『ターミネーター4』だ。おなじみのシリーズだが、今回の舞台となるのは2018年。人類撲滅を進めるスカイネットに戦いを挑む救世主ジョン・コナーの活躍が描かれる。主演は『ダークナイト』のクリスチャン・ベール。噂ではアーノルド・シュワルツェネッガーの登場もあるとか。監督は『チャーリーズ・エンジェル』シリーズのマックG。

 さらに6月20日には、日本発のロボットが暴れまくる『トランスフォーマー/リベンジ』が上陸する。こちらはマイケル・ベイをはじめ前作と同じ布陣で製作費が倍増。驚きの映像が売りとなる。

 いずれも話題性、注目度十分だが、勝者となるのは果たしてどの作品だろうか。

ターミネーター4

(ORICON BiZ5月18日号より抜粋)

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