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(2009/04/29)

09年GW映画期待度ランキング
上位3作品を独占した洋画の復活に期待

 GWを挟んだ4〜5月の劇場を賑わすであろう邦洋の話題作のなかから8作品をピックアップして、ユーザーの鑑賞意向を調査した「09年GW映画期待度ランキング」。全世代の男性から高い期待を集めた『レッドクリフ PartU −未来への最終決戦−』を筆頭に、上位3作品を洋画が占める結果となった。

『レッドクリフPartU』に寄せられた“熱い”期待

 GWを挟んだ4〜5月には映画界は例年、強力作品を送り込む。休日が多い分、動員が見込めるからだが、近年ではアメリカに倣って、特に5月から“夏休み興行”と位置づける風潮が生まれている。

 今年でいえばソニーの自信作『天使と悪魔』がその好例だ。5月15日より世界一斉同時公開となるが、06年に90.5億円の興行収入をあげた『ダ・ヴィンチ・コード』の続編となれば、本格的なプロモーションに入る前から日本でも認知度は高い。そのことが今回の期待度ランキングでもきっちりと証明されている。

 今回のランキングでは、世代によって作品の順位が大きく変わっているのが特徴。前向きに考えれば、期待度の高い年齢層をしっかり固めることで、どの作品にもヒットの可能性があるわけだ。

 総合順位の1位は予想通り、洋画の今年上半期最大のヒットを期待されている『レッドクリフPartU−未来への最終決戦−』である。中・高校生の男性、専門・大学生の男性、20代社会人の男性、30代の男女、40代の男女でトップを飾っている。映画人口のほとんどすべてが認知していて、期待している点では世代的な偏りがないことを証明するかたち。マーケティングやプロモーションが効を奏していることはこの期待度ランキングからも窺える。

 「前作が面白かったので本作も期待できそう」(20代社会人/男性/愛知県)や、「壮大な作品なので、観るなら映画館で観たいと思う」(20代社会人/女性/東京都)といった声が多かったのは、2部作であることの強み。スケールの大きさも浸透している。なかには、「三国志を読んでみたいと思ったことはあるが、人名や地名が漢字ばかりで混乱しそうで敬遠していた。PartTが想像以上に分かりやすく面白かったので、事実に近い歴史書の『三国志』と小説の『三国志演義』を読み比べたいと思ったほど。公式サイトも初心者にわかりやすく、とてもよかった!」(40代/女性/静岡県)など、内容に踏み込んだり、公式サイトの密度に言及したりと寄せられる意見も多岐にわたっている。何よりもコメント全般に“熱さ”が感じられるのが特徴である。

 2位につけた『天使と悪魔』は20代社会人の女性がトップに押し、専門・大学生の女性と30代の男女、そして40代の男女でそれぞれ2位となっている。「前作の『ダ・ヴィンチ・コード』が面白かったので、『天使と悪魔』にも期待。トム・ハンクスの推理する姿がかっこいい」(20代社会人/女性/東京都)というように前作と比べる声が多く、やはり「トム・ハンクスが歳を重ねていい感じ。内容も興味があるので観たい」(40代/女性/大分県)のようなスターに言及するコメントも数多く見受けられた。原作の小説と比べてのコメントは賛否両論。映画がどこまで内容を変えているかに集中していた。世界同時公開だけに、未だ詳細が分からないなかでもこれだけの支持。前作の威光は大きい。

 総合3位の『スラムドッグ$ミリオネア』は、アカデミー賞で作品賞や監督賞など8部門を独占したわりには、際立って支持する層が見えていない。「アカデミー賞を獲得したことから興味を持っている。ぜひ観たい」(40代/女性/石川県)、「前評判ではまったく無名であったが世界で評価されたのでぜひ観てみたい」(30代/男性/大阪府)など、好意的なコメントが多いのだが、必ずしもポイントに結びついていない。さらに作品の魅力を認知させるためには、より一層のプロモーションの必要がありそうだ。

期待度ランキング

調査概要
【調査期間】4月3日〜4月8日
【調査対象】:中高生、大学生ほか学生、20代社会人、30代、40代の男女。各セル100サンプル、合計1000サンプル
【調査地域】:全国
【調査方法】:OMR(オリコン・モニター・リサーチ)を利用したインターネット調査
【ポイントおよび集計について】
  ■総合得点=100点満点(「全体期待度」50点満点+「主演」「キャスト(主演以外)」「作品ジャンル」
   「脚本/ストーリー」「監督」各10点満点)
  ■集計については、各項目ごとに得点を合計してから平均点を算出し、各項目の得点とする。
   「全体期待度」については100点満点で調査をしたので、「総合得点」算出のために
   50点満点に換算し直して得点とする

(ORICON BiZ4月27日号より抜粋)

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