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(2010/11/30)

冬本番にますます過熱しそうな「免疫力ブーム」

 昨今の健康ブームでキーワードのひとつになっているのが「免疫力」だ。

 「笑いで免疫力がアップする」「不規則な生活は免疫力を低下させる」等々――健康をテーマにした特集や情報番組では必ず「免疫力」という言葉が登場し、『anan』でも5月19日号で「免疫力アップで美人に!」という特集が組まれるほど。患者から“免疫力を高めるには?”と質問される医者も多いという。

 出版物にもその傾向は如実に表れており、タイトルに「免疫力」とつく書籍数は08年が4作、09年が10作、そして10年は11月15日現在で20作品も刊行されている。

 11/15付の文庫部門では、13位に『疲れない体をつくる免疫力』がランクイン。すでに11.2万部を売上げている。著者の安保徹は、免疫学の世界的権威だ。96年に白血球の自律神経支配メカニズムを解明。「病は気から」という理論に科学的な裏付けを与え、翌年発行の『免疫革命』で、医学界に「免疫ブーム」を起こした人物だ。同書で氏は「体が重い、肩こり、目覚めが悪いなどは、すべて病気の前兆」としたうえで、これらを病気に発展させないためには免疫力アップが必要と語る。「なるべく日光を浴びる」「風呂にゆっくりつかる」「1日3回爪もみする」など、日常生活で気軽にできて即効性のある方法を伝授するほか、「交感神経と副交感神経のどちらが疲れているか」「自身の疲労段階」などを知るチェックシートも掲載。「自分の疲れのタイプと、疲労度を知ることができる」と評判だ。紀伊國屋パブラインのデータでは、30〜49歳の女性購買者が31.4%と最も多いものの、女性だけでなく30代以上の男性にも広く読まれていることがわかる。

 現在のところ、「免疫力」関連書のランクインはBOOK・文庫両部門を通じてこの1作。だが、本格的な冬の到来とともに、風邪予防やインフルエンザ対策などで「免疫力アップ」は多くの人にとって必須要項となるはず。今後は関連書の多数ランクインが予想される。

今年発売された主な「免疫力」関連本

『疲れない体をつくる免疫力』
『疲れない体をつくる免疫力』
安保徹・編
10年8月発売
600円(税込)
三笠書房・刊

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