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(2010/04/09)

『マンガ大賞』効果で受賞作が大幅ランクアップ

 『マンガ大賞2010』で大賞を受賞した『テルマエ・ロマエ 1』が、3/29付オリコン“本”ランキングのコミック部門14位にランクインした。早くからこの作品をプッシュする書店は少なくなかったが、当初は09/12/7付の279位からスタート。2月20日放送の『王様のブランチ』(TBS系)での紹介や、マンガ大賞ノミネートを受けて初のTOP100入りを果たし、今回の受賞で大幅伸長となった。

 本作は、古代ローマの設計技師がローマと現代日本の風呂とを行き来するという、1話完結のシュール系ギャグ漫画だ。主人公は、現代日本で知った風呂上がりのフルーツ牛乳やあかすりタオル、シャンプーハットをローマで再現し、古代ローマで名声を得ていく。

 著者は本作について、「今まで描いた作品のなかで最も自然に生まれた」と語る。現在ポルトガル在住で、「日本の風呂への渇望」さらに「ローマおたくの夫」「自身の古代文明好き」などの要素が合わさり、この作風につながったそうだ。

 連載元の『月刊コミックビーム』編集長も、「作者と担当編集者が、本来やりたかったものを楽しくやれている作品」とコメントしている。また、表紙では主人公の股間が露わに。著者は隠すべきか悩んだが、同編集長の「風呂は裸で入るもの」とのひと声で現状のものにしたという。さまざまな意味で、自由さのもとに生まれた作品と言えよう。

 ちなみに、マンガ大賞受賞作ではほかに、『バクマン。 7』(25位)、『海月姫 4』(34位)もランクイン。

『テルマエ・ロマエ 1』ランキング推移

ヤマザキマリ・著『テルマエ・ロマエ 1』
ヤマザキマリ・著『テルマエ・ロマエ 1』

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