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(2009/04/02)

明確なコンセプトでヒットするJ-POPカバー

 「ちょっと出かけちゃう?」をキャッチコピーに、“日常のイヤなことを忘れ、お出かけしたくなる”J-POPカバーアルバム『odekake uta(オデカケ ウタ)』が3月25日にリリースされる。本作は、カバーユニット・oneLovieが手がけ、08年5月にリリースされた前作『sunahama uta(スナハマ ウタ)』に続くシリーズ第2弾だ。

 前作は、ヴィレッジヴァンガードを中心に火が付き、出荷数約6万枚を突破した人気作。すでに数多くのJ-POPカバーアルバムがリリースされているなか、人気を集めた一番の理由は、コンセプトやターゲットをはっきり絞って制作された点だといえるだろう。

 「弊社はこれまでも『Lumiere』『Jazzy end』シリーズなど、カバーアルバムをいくつも制作してきました。そのどれにも共通しているのが、リスナーに対して明確なコンセプトを打ち出して制作・営業・宣伝を行っているところです。『sunahama uta』も、そこが多くの方に支持されたのではないでしょうか」(CCRE ビジネスプロデュース本部 音楽事業部 主任 プロデューサー 鷺谷政明氏 以下同)

 『sunahama uta』は「今年は海に行こう」をコンセプトに、「One」(RIP SLYME)などのカバーを収録。仕事が忙しくなり気軽に海に行くことが難しくなってきた20代中盤の世代をターゲットとした。プロモーションは、旅行代理店やレンタカーショップ、ガソリンスタンド等、“海”“旅行”をイメージさせる大手企業とのタイアップ企画を実施。また、ヴィレッジヴァンガードでは“夏”を連想させる展開が行われた。

 「コンセプトが明確だったので、サンプルを聴いた時点から販売するためのビジョンが見えました。以前在籍していた埼玉・南古谷店では、POPに夏のシチュエーションを連想させる言葉をちりばめ、アクリル什器に砂を敷き詰めてその上にCDを並べるなど、目をひく装飾に。3ヶ月で500枚近く売れるほどのヒットとなりました」(ヴィレッジヴァンガード 仙台フォーラス店店長 中野雄介氏)

 また前作同様、今作『odekake uta』も「お出かけ」というはっきりとした商品コンセプトを前面に出している。

 「不況のいま、暗い気分になってしまう方も多いと思うんです。そんな方は、このCDと一緒に気分転換に出かけて、ちょっとの間だけでも明るい気持ちになってほしい。そんな思いを込めて企画しました」(鷺谷氏)

 楽曲は、「陽のあたる場所」(MISIA)「歩いて帰ろう」(斉藤和義)をはじめとする全10曲を収録。リリースを桜の時期に合わせ、特典にレジャーシートを付属。ジャケットはオレンジ系で明るい印象のカラーを用い、自転車のイラストを使用するなど、細部までこだわった。さらにPVには、サンドウィッチマン、U字工事、エスパー伊東、どぶろっくといった、暗い気分を明るくさせるのが本業と言えるお笑い芸人達が出演し、応援コメントを寄せるといった話題性も打ち出していく。

 前作同様の明確なコンセプトに加え、さらに統一感のある演出が施された本作。セールス動向も注目される。

『sunahama uta』

『sunahama uta』
oneLovie
(CCRM-2009)
2200円(税込)
08年5月21日発売

 

『odekake uta』

『odekake uta』
oneLovie
(CCRM-2015)
2200円(税込)
3月25日発売

店頭

『sunahama uta』を店頭で大きく展開する、ヴィレッジヴァンガード南古谷店

(ORICON BiZ3月30日号より抜粋)

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