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(2009/12/11)

【12月7日付週間マーケット概況 書籍・文庫・コミック編】
初登場首位!「のだめ」フィーバー再び

■『のだめカンタービレ』最終巻がコミック部門首位

 シリーズ最終巻となった『のだめカンタービレ 23』(二ノ宮知子)が推定週間売上46.9万部でコミック部門の1位となり、DVD付き限定版も19位にランクインした。

 『のだめカンタービレ』は、2001年に『Kiss』(講談社)で連載がはじまり、今年10月で連載が終了した音楽ドラマ。音楽大学でピアニストをめざす自由奔放な「のだめ」こと、野田恵と、指揮者志望のイケメン千秋真一を中心に、音大の個性的な仲間たちや教授陣が加わり、いろいろな騒動を巻き起こしながら音楽家として成長していくというストーリー。ギャグ満載のコメディータッチで描いてはいるが、クラシック音楽の楽曲やオーケストラ編成も丁寧に描かれており、連載開始直後からクラシック界でも話題になっていた。

 06年10月に連続ドラマ化(フジテレビ系)され、大ブレイク。その後、実際にドラマに出演したオーケストラの曲を集めたCDが発売されたほか、ゲーム化もされるなど、一大ブームを巻き起こした。07年と08年にはアニメ化(フジテレビ系)、そして今年12月19日と、2010年4月にはドラマ版をベースにした映画が立て続けに2作公開される。

 12月9日には映画のサントラ盤が、12月25日にはDVD『最後は映画だ!ぎゃぼー!! のだめカンタービレ 最終楽章 ロケ地マップ』がそれぞれ発売。さらに、『のだめ〜』が連載されていた『Kiss』では12月10日発売号から番外編の連載がスタート。同号の付録は、のだめの2010年版カレンダー。2010年1月からアニメ『のだめカンタービレ フィナーレ』(フジテレビ「ノイタミナ」枠にて。BSフジでの地上波同時期放送)が放映されるなど、怒涛のメディアミックス展開で、映画後編までの流れをつくっている。「のだめ」フィーバーが今再び始まる。


■3カテゴリーすべてが前週比増。5週ぶりに230億円を超える

 BOOK部門は「バンド」「バンテージ」のダイエット書籍で依然好調な売上が続く中、 一方で伊坂幸太郎の新刊『SOSの猿』(中央公論新社)が前週から売上を伸ばし6位となる推定2.1万部を売り上げ、村上春樹の自選短編集『めくらやなぎと眠る女』(新潮社)も初週を推定1.0万部を売り上げ、文芸書のセールスも大きくなっている。

 BOOK部門の推定総売上部数は1219.9万部、売上額は150.2億円となった。

 文庫部門では雪乃紗衣の人気シリーズ『彩雲国物語 暗き黄昏の宮』(角川GP)が推定3.4万部を売り上げ、初登場首位。畠中恵の「しゃばけ」シリーズからは『ちんぷんかん』(新潮社)は3.0万部を売り上げ初登場2位。これら新刊に加え、NHKスペシャルドラマの放映に伴って司馬遼太郎『坂の上の雲』の文庫版全8巻が急上昇中。

 文庫部門の推定総売上部数は437.2万部、売上額は27.9億円となった。

 コミック部門も新刊ラッシュにより、推定総売上部数も大台回復となる1062.0万部を記録。売上額では59.0億円となった。劇場映画の公開を控えた『のだめカンタービレ 23』(講談社)が初登場首位。以下、人気7作品がベスト10内に初登場している。

『のだめカンタービレ 23』
『のだめカンタービレ 23』(講談社)

『のだめカンタービレ』関連書籍&映像のセールス動向
12月と来年4月に映画公開、1月には完結編となるアニメが放送されるなど、今後シリーズ全体の売上増が期待される

週間 本 12/7付(11/23〜11/29)実績推移
12月7日付本市場の総売上額は237.0億円。3カテゴリーすべてが前週比増を示したことで
5週ぶりに230億円を超え、前週比を111.6%とした

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