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(2009/03/26)

若者の「洋楽」への意識

 「若者は海外文化に興味がない」と指摘される昨今だが、それを検証すべく、モニター調査を実施した。結果は、若年層は他の世代に比べて、「洋楽」「洋画」への接触が少ないというものになったが、一方で10代への訴求に成功する海外由来のコンテンツも出てきている。今回は音楽に関する調査結果。

若者の半分が「洋楽の購入経験なし」。“はじめの一歩”の提示が必要
若年層で「洋楽」が低購買率

 最近1年間の洋楽CDの購入状況を尋ねた結果が下図。参考として、昨年末に調査した洋・邦問わずCDアルバムの購入状況を尋ねた結果も並べたが、洋楽が全世代で低い数字に留まった。特に、購入者が少なかったのが「男性_専門・大学生」「女性_専門・大学生」(ともに14.0%)、「女性_中・高校生」(22.0%)。

最近1年間の洋楽CD購入枚数

「洋楽CD」を購入したことがない若者が半数近くに

 次に、これまでに洋楽CDを1枚でも購入したことがあるか、尋ねた結果が左図である。こと、若年層において、「洋楽CDの購入経験が一度もない」と答えた人の割合が高くなっており、映画よりも音楽の方が、リスナーの「洋邦分離」の傾向が強くなっていることが窺える。洋楽への興味・関心を尋ねたところ「興味がない」と答えた人の割合も、他の層に比べてやや高い数字となった。一方、「購入経験がない」ながらも、「洋楽に興味がある」と答えた人も若年層にもっとも多く分布しており、洋楽の市場開拓の余地も若年層にあることも見えてくる。

CDアルバム購入枚数

興味が沸かない理由は、「歌詞が分からない」

 「洋楽に興味がない」と答えた人に、その理由を自由回答で答えたもらったところ、圧倒的に多かったのが、「英語なので、歌詞がわからない」というもの。これは、「発音が分からないから、カラオケで歌いにくい」と、「歌詞の意味が分からないから、共感が出来ない」という2点に大きく分けられるが、後者が非常に多い結果となっている。多くの国内盤アルバムには、歌詞の対訳が掲載されているわけだが、これに対しても「歌詞カードを読むという行為が煩わしい」や「対訳を読んでも、意味が分からない」という回答が寄せられており、歌詞対訳のクオリティーや掲載方法などについても再考の余地がありそうだ。

CD購入経験と興味関心

【調査方法】
■調査目的:「洋画」「洋楽」に対するユーザーの意識と消費状況について、データを収集
■調査地区:全国
■調査方法:オリコン・モニター・リサーチのアンケート会員に対するインターネット調査(OMR)
■調査対象者:中・高校生、専門・大学生、20代社会人、30代、40代の男女
■標本構成:各セル50サンプル 計500サンプル
■調査期間:2月12日(木)〜2月17日(火)
■調査実施機関:オリコン・リサーチ

(ORICON BiZ3月23日号より抜粋)

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