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(2009/12/07)

「会話の妙」を楽しむライトノベル原作アニメが増加

 06年に『涼宮ハルヒの憂鬱』が大ブレイクした頃から始まった、アニメの原作としてライトノベルが好まれる傾向は、依然として続いている。

今年アニメ化された主なライトノベル作品

 09年にアニメ化された作品に多く見られた特徴として、キャラクター同士の会話の妙を楽しむような内容のものが増えてきたことが挙げられる。従来、こうしたタイプの作品は小説という活字媒体だからこそ受け入れられる表現であり、映像化には不向きであるとされていたが、制作スタッフの努力と才能、そしてファンのニーズに応えたことにより、一流のアニメ作品として成立するに至った。

 『化物語』のBD 第1 巻が5 万枚に迫るセールスを記録したことが、その証明となっているといえよう。秋からスタートした『生徒会の一存』は「オタクネタ満載のゆるゆるな会話」で売り出し中の作品。もともと人気が高かった作品ではあるものの、アニメ化とともに書籍のセールスも伸ばし、月間ランキングでは『生徒会の一存 碧陽学園生徒会議事録 1』から『生徒会の六花 碧陽学園生徒会議事録6』まで、シリーズ作品が軒並みランクインしている。

 一方で、異世界ファンタジー『聖剣の刀鍛冶』や魔法+科学のアイデアで楽しませる『よくわかる現代魔法』といった王道の作品もいまだに健在。また、人気作品のシリーズ化も定着し、『狼と香辛料』『乃木坂春香の秘密』は第2 期、『マリア様がみてる』は第4 期が放送された。また、『とある魔術の禁書目録』からは外伝コミック『とある科学の超電磁砲』がアニメ化。また、ブームの立役者『涼宮ハルヒの憂鬱』は4 月より「改めて」放送が開始され、10年公開予定の劇場版『涼宮ハルヒの消失』へと期待をつなげている。

 年明け以降も『バカとテストと召喚獣』『デュラララ!!』『迷い猫オーバーラン!』や、プロダクションI.G制作による『劇場版“文学少女”』など、ライトノベル原作作品の注目作が続々と登場。今後も動向から目が離せないジャンルだ。

『狼と香辛料 ]V Side Colors V』
『狼と香辛料 ]V Side Colors V』
(著)支倉凍砂/(イラスト)文倉十
(アスキー・メディアワークス)

 

『聖剣の刀鍛冶7』
『聖剣の刀鍛冶7』
(著)三浦勇雄/(イラスト)屡那
(メディアファクトリー)

 

『生徒会の六花 碧陽 学園生徒会議事録6』
『生徒会の六花 碧陽 学園生徒会議事録6』
(著)葵せきな/(イラスト)狗神煌
(富士見書房)


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