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(2009/11/18)

デビュー10年目のスタートライン 
氷川きよし
「一生“演歌歌手”でありたい “氷川きよし”らしく歌っていきたい」

00年2月2日に「箱根八里の半次郎」でデビューしてから10周年を迎えた氷川きよし。未来の演歌・歌謡界を担うホープとして、10年間、数々のヒット曲を世に送り出してきた。これまでの10年、そしてこれからの“氷川きよし”が目指すものとは?

氷川きよし

■10年間やってきて、ようやくスタートラインに立てた

――10周年おめでとうございます。10年を振り返りどんな感慨がありますか。

氷川 ここまで歌ってこられたのは、応援してくださるファンの皆さんのおかげです。そして、支えてくださった事務所の神林社長と長良会長、スタッフの皆さんをはじめ、関係者の方々のおかげです。本当にありがとうございます。
 この10年は、日々勉強でした。勉強と反省と、未知との遭遇というか…。デビュー当時は、わからないことばかりでしたから。とにかく大好きな演歌を歌いたい、聴いていただきたい、そして、聴いてくださる皆さんの笑顔を見たい、そんな思いだけで10年間やってきて、ようやくスタートラインに立てたかな、と思っています。これからが勝負ですね。


――最近、しきりと「原点回帰」ということをおっしゃっていますね。

氷川 この10年ずっと走り続けてきましたし、次の10年に向けて何が必要かな、と考えたときに、やっぱり初心に戻ることが大事だと思ったんです。「箱根八里の半次郎」はデビュー曲ですが、数多くの方に聴いていただくことができました。何がたくさんの方に伝わったんだろう? と考えたときに、新人としてのフレッシュさや、演歌に対する自分の熱い思いをテレビでも語っていましたし、歌でも表現していたので、そういった部分なんじゃないかなと思ったんです。


――「思い」と言うと?

氷川 歌の世界と、自分の生き様が、本当にぴったりきたんですね。「箱根八里の半次郎」は股旅ものですけど、歌いだしの「廻し合羽も三年がらす」の部分は、3年間、ずっと歌手になりたいという思いで、内弟子になってレッスンを続けてきた僕と重なった。ある意味、演じるのではなく、真実を歌っていたわけです。「きよしのズンドコ節」もそう。自分の気持ちを、作詞の松井先生が反映して書いてくださった歌なんです。


――「箱根八里の半次郎」や「きよしのズンドコ節」を歌い続けてきて、気持ちや歌い方の面では当時と変化している部分はありますか。

氷川 ありますね。成長しているところもあると思いますし。新しい発見もありますし、日々勉強が続いています。これでいい、ということはないんです。
 02年から全国ツアーをスタートしたんですが、最初にツアーの話を聞いたときには、戸惑いました。お客様からお金をいただくなんて、大丈夫だろうか、と。それに、1回のステージで20曲近く、それを昼・夜と続けるわけですから、コンディションのもっていき方も、経験していくなかで、自分でコントロールしていかないといけません。そこで壁にぶち当たって、それでも歌っていかなければいけないですから。最近ようやく、気持ちや体力のもっていき方を、見出せたような気がします。


■一生“演歌歌手”として歌っていきたい

――生活習慣にも、気をつけていらっしゃるそうですね。

氷川 忙しいと体力が落ちますし、生活が不規則になりがちで、以前はしょっちゅう風邪をひいていました。歌がうまく歌えないのが、一番辛いことですから、健康も、自分自身で管理していかなくちゃいけないと思い、体力づくりのため2年くらい前から水泳やジョギングを始めたんです。今では最低でも500mは泳ぐようにしています。ツアー先でも、時間があればジョギングするなどして体を動かしています。運動することで、気持ちもリセットできるんですよね。


――かなりの運動量ですね!

氷川 実は僕、まったく泳げなかったんですよ。でも、必死で練習して、泳げるようになったんです。クロール、平泳ぎ、全部自己流なんですけど。すべては歌のためです。いい歌をより楽しく、精神的にも肉体的にも歌えるかっていうのが、自分のなかの核の部分になるので。コンサートでも、持久力が出てきたな、と実感しています。


――この10年、演歌歌手として、様々な記録を塗り替えてきました。今年も2月に「浪曲一代」、8月に「ときめきのルンバ」と、まったくタイプの違う楽曲をリリースされ、ともにオリコンの1位を記録しましたね。

氷川 これはファンの皆様が起こしてくださった奇跡ですね。それに感謝し、いい歌唱をしていかなければ、と思っています。1位というのは、これで終わりではなく、また、スタートラインに立てたということなのかな、と思います。


――20周年、30周年…と続けていくに当たっての、決意をお願いします。

氷川 僕は、一生、演歌歌手として歌っていきたいし、氷川きよしらしく歌っていきたい。次の20周年に向けて、ファンの皆さんにも共に生きていきましょう、歌っていきましょう…という気持ちでいっぱいです。

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