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(2009/10/21)

“こども店長”が声優を務める話題作が全米首位

 アメリカ映画界の層の厚さは毎週1位を飾る作品のバラエティの豊かさからも感じることができる。今週、3247万ドルの興行成績を叩き出して1位に座ったのは『かいじゅうたちのいるところ』。モーリス・センダックの同名絵本の映画化で、『マルコヴィッチの穴』などでセンセーションを巻き起こしたスパイク・ジョーンズが脚色と監督を務めている。日本でもよく知られている絵本と、エッジの利いた演出が特徴のジョーンズの組み合わせは、興行的には成功。絵本と同じ怪獣キャラクターが特撮で再現され、単に子ども向けでは終わっていないと批評も上々で、来年1月の日本公開が楽しみだ。主人公の少年マックス役の日本語吹替を、“こども店長”こと加藤清史郎が務めることも話題を集めるはず

『かいじゅうたちのいるところ』
全米1位
『かいじゅうたちのいるところ』
日本公開:10年1月
配給:ワーナー・ブラザース
(C) 2009 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.


 同じく初登場で2位なのが『Law Abiding Citizen』。2125万ドルという興行収入は内容からいえばまずまずの成績だ。家族を殺された男が、司法取引に応じて軽い刑となった犯人、さらには司法関係者に復讐するという展開。アカデミー賞俳優ジェイミー・フォックスが検察官、日本で人気のジェラルド・バトラーが復讐に燃える男を演じる。監督は『交渉人』のF・ゲイリー・グレイとあって、きびきびしたサスペンスに貫かれている。日本公開を期待したいところだ。

 初登場組では5位の『The Stepfather』もじわじわとくるサスペンスである。これは87年製作『W/ダブル ステップファーザー』のリメイク。オリジナルは人気作家ドナルド・E・ウェストレイクが原案・脚本を担当したことで話題になったが、リメイクではオリジナルを踏襲しながら、主人公を少年に変えている。

 それにしても『パラノーマル・アクティヴィティ(原題)』の勢いが止まらない。2016万ドル超の数字で3位にランクアップ。最も怖いホラーの呼び声でクチコミによって集まる層が多いという。日本公開は来年の予定だが、前倒しした方がいいかもしれない。

■藤原竜也主演作が2週連続首位キープ

 日本では前週に引き続き『カイジ 人生逆転ゲーム』がトップを守った。新作が3本登場したものの牙城は崩せなかった。最も健闘したのは長編アニメーション『仏陀再誕』ということになる。初日2日間の興行収入が1億6301万円超という数字。幸福の科学の大川隆法の原作で、やはり宗教がからんだ作品は強い。

『仏陀再誕』
国内2位
『仏陀再誕』
公開:10月17日
配給:東映
(C) 2009 IRH Press


 サンドラ・ブロックのラブコメディ『あなたは私の婿になる』は5位。タイトルのインパクトの強さが動員にあまり結びつかなかったようで、洋画としては前週登場の『ワイルド・スピードMAX』や『私の中のあなた』を凌げなかった。

 もう1本の『ファイナル・デッドサーキット3D』は8位。ホラーシリーズの3D版ということで順当なランクだろう。同日公開の『戦慄迷宮3D』を含め、3D映画がブームとなるには未だ起爆力が弱いか。

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