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(2013/06/03)

ゲーセンで人だかり、音楽アーケードゲームが話題


コナミが全国のゲームセンターで展開するダンスゲーム「DanceEvolution ARCADE」。全身の動きをセンサーで読み取る機能がついており、画面に合わせてダンスしながらマーカーをタッチするだけで遊ぶことができる

 コナミが全国のゲームセンターで展開するダンスゲーム「DanceEvolution ARCADE」が人気を集めている。「BEMANI」ブランドを冠して稼働をスタートしたが、難しい操作もなく手軽に遊べることや、CX系テレビ番組『テレビシャカイ実験 あすなろラボ』などで取り上げられたことにより、ゲームセンターでは人だかりができるほどの活況を呈しているのだ。

 数ある音楽系アーケードゲームの中でも抜群の知名度と人気を誇るBEMANIブランド。12年3月から実稼動中の「DanceEvolution ARCADE」(以下、「ダンエボ」)は、プレイヤーの全身の動きをセンサーカメラで読み取り、そのダンスの再現度を得点化するゲームで、アイドル市場の安定人気や中学校保健体育でダンス必修化といった追い風もあり、予想を超えるインカムを達成しているという。

「細かなルールを知らなくても、見本に合わせて踊れば判定します、というルールの理解のしやすさから、新規のライトユーザー開拓を目指して投入しました。新たに日本人キャラクターを設定するなど、Xbox360用の同タイトルゲームをさらに発展させて構築しています」とコナミデジタルエンタテインメントのプロデューサー中村勝氏。

 実際、筺体のカラーをホワイト基調にしたり、荷物置きスペースを工夫するなど、プリントシール機の客層=若い女性を意識的に取り込もうとするデザインになっている。

 AKB48やももいろクローバーZなどのアーティストの最新楽曲がライセンス曲としてプレイできるが、それらの振付はオリジナルの振付師を中心に、ダンエボ用に新たに収録されたもの。夏まゆみ、牧野アンナ、石川ゆみなど、そうそうたる振付師が参加していることも話題だ。

 「稼動時から人気となっているゴールデンボンバー「女々しくて」はメンバーの歌広場淳さんに協力いただきました。選曲に関しては、人気作品であることはもちろん、ユーザーがどの曲を踊ってみたいのかというダンスの知名度を重要視しています。振付師さんに実際にモーションキャプチャー用のスーツを着用してもらいモーションを収録することで、本物の動きに近づけているので、1曲仕上がるまでに数ヶ月かかる場合もあるほどです」

 ユーザー同士のコミュニティ複数でプレイする人も細部まで作り込まれているために、コアな「ダンエボ」ファン有志による自主的なダンスレッスン会なども行われるという。すでに数十万人規模のユーザーが全国に存在し、SNSなどを介して複数のユーザーがつながり、コミュニティを形成する現象も起きている。

 「アニメ『うたの☆プリンスさまっ♪ マジLOVE1000%』の楽曲を投入した時など、それまで接点のなかったお客様にも新規にリーチできた。これまでのBEMANIシリーズでは単独でプレイされる方が多かった印象がありますが、ダンエボに関しては2人で遊ぶことで楽しめる要素もあり、複数で遊んで下さっている方も多い。間口の広いゲームになっていると自負しています」

 設置店舗も順調に増加しており、CX系『テレビシャカイ実験 あすなろラボ』などTV媒体で取り上げられる機会が増えたことや、ユーザーが自分のプレイする様子をYouTubeなどで公開したことで有名プレイヤーも増え、ゲームセンターでは人だかりができるほどの人気となっている。例えばユーザーのコミュニティを利用した販促イベントや最新曲とタイアップしたダンスバトル大会など、アイデア次第でプロモーションメディアとしての潜在力もあなどれない。


「ダンエボ」で遊べる人気の楽曲とプレイ画面
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