ヒットがみえるエンタメマーケット情報サイト


佐藤愛子、アラハンエッセイ本がミリオン

(2018/01/23)

佐藤愛子、アラハンエッセイ本がミリオン達成



 1/22付【BOOK】は、17年のセールス上位作が、さらに売り上げを伸ばす結果となった。
17年BOOK1位となった佐藤愛子『九十歳。何がめでたい』(16年8月発売)が、今週付で10位(週間売上1.4万部)となり累積売上を100.9万部とし、本ランキングが始まって以来32作目の100万部突破作品となった(※08年4月〜)。辛口のエッセイ集だが、長い人生経験に裏打ちされた、痛快で温もりのある言葉が多くの読者の共感を呼び、発売から1年半と短期間でミリオンを達成した。佐藤氏は女性週刊誌『女性セブン』の年末年始合併号より、タレント・エッセイストの小島慶子と、往復書簡エッセイ「夕立ち雷鳴×ときどき烈風」の連載をスタートしている。

番組効果で週間売上が自己最高を記録「君たちはどう生きるか」3作品



 【BOOK】1位は『君たちはどう生きるか 漫画版』(週間売上9.5万部)。17.12/4付以来7週ぶりに1位に返り咲き、同時発売の新装版『君たちはどう生きるか』(週間売上2.8万部)も先週付12位から3位に上昇。また文庫部門では、82年に発売された岩波文庫版『君たちはどう生きるか』(週間売上1.5万部)で、こちらも先週付14位から6位にランクイン。3作ともに週間売上で自己最高を記録した。セールスを伸ばした要因は1月9日にNHKの「クローズアップ現代+」が特集されたためで、「80年前に書かれた本作がなぜ今若者の心を捉えているのか」を、若い世代に人気のあるタレントや俳優、各界の著名人が出演しその秘密に迫る内容だった。

「おやすみロジャー」に続く児童書ヒットとなるか?注目の読み聞かせ本

 今週の注目作は、【BOOK】17位の『えがない えほん』(17年11月発売/週間売上1.0万部)。で先週付29位から自己最高位となる17位に上昇。“子どもが絶対に笑う本”として話題の本作は、アメリカでベストセラーとなっている読み聞かせ本。絵が一切なく、書かれているのは面白おかしい擬音語だけだが、朗読者は書かれているどんなおバカな言葉でも声に出して読むことがルールとなっており、いつもは真面目な大人たちが「おしりブーブー」などと言う様子が子どもたちを大笑いさせている。1月13日には人気バラエティ番組『世界一受けたい授業』(日本テレビ系)で紹介された。16年に同じく翻訳物の読み聞かせ本で『おやすみ、ロジャー 魔法のぐっすり絵本』が大ヒット(16年度BOOK2位:79.2万部)しており、本作の動向に期待がかかる。

Go to Page Top

Go to Page Top