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評論家生活49年の集大成、富澤一誠氏単行本発売

(2020/06/11)




 1971年東大を中退して20歳の時に音楽評論家としてデビュー、以来49年間第一線の音楽評論家として活躍を続ける富澤一誠氏が、“自分の評論家人生の集大成”という単行本『音楽でメシが食えるか!? 富澤一誠の根源的「音楽マーケティング論」』(言視舎)をこのほど発売した。
 
 本書では、1971年当時、既存の評論家が頭を悩ませた新しい波のフォークソングという音楽ジャンルに特化して評論を始め、「時代のサーファー」として音楽の波を的確にとらえ、そして今に至る富澤氏自身の膨大な経験をもとに、これからの音楽ビジネスの新しい波の中で生き残っていくにはどうするべきなのかをまとめている。
 
 富澤氏は、現在尚美学園大学の副学長という要職につく。それは、これから音楽ビジネスの世界に飛び込もうという若者を自らの手で育てようという意気込みのあらわれなのだが、本書の中でもそういった若者に向けた的確な指南の言葉が印象に残る。それは経験則に裏付けられているのでわかりやすく納得感も高い。また、自分が書いてしまうと、言いにくいことを飛ばしてしまうから、と、ノンフィクション作家の辻堂真理さんを聞き手に立てたことも奏功しているといえよう。
 
 これから音楽ビジネスを志そうという若者はもちろん、業界経験の浅い人たちにも覚悟の後押しをしてくれそうな心強い指南書だ。

『音楽でメシが食えるか!? 富澤一誠の根源的「音楽マーケティング論」』
■著 者:富澤一誠+辻堂真理
■出版社:言視舎
■定 価:1500円+税
【内容】
 第1章 音楽危機のリアル
 第2章 プロデューサーとレコード会社の復権
 第3章 ほんもののヒット曲は生まれるか?
 第4章 音楽でメシが食えるか?
 第5章 最後にこれだけは言いたい

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