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もう一度観たい!人気アクション映画10選

(2020/06/08)

 新型コロナウイルス感染拡大の影響による自粛期間中は、家にこもって「もう一度観たい」「好きだった」ドラマや映画を、ゆっくり鑑賞した人も多かったのではないだろうか。そこで、OMRモニターに「もう一度見たい!」「再上映・放送してほしい!」と思う【アクション映画】についての調査を行い、観たいシーンや俳優、その理由を挙げてもらった。

王道の人気アクションシリーズ、出演者人気が男女比に大きく影響



 やはりシリーズ化されている作品が強かった。【総合】ではブルース・ウィリス主演の「ダイ・ハードシリーズ」(5作品)が1位となった。テロリストグループを相手に1人で立ち向かう不死身の男、ジョン・マクレーン刑事の活躍は爽快だ。観たいシーンは、「ガラスで足を切りながら戦う銃撃戦」(50代男性/北海道)といった派手な戦闘アクションシーンはもちろんだが、「ブルースがボロボロになりながら愚痴るシーン」(30代女性/静岡)のように、人間味溢れるキャラクターが感じられるシーンを挙げる人も多かった。男女別で見ると男性層の支持が厚く、「次々起こる困難に1人で立ち向かう姿に勇気が湧く」(60代男性/東京)と鼓舞されている様子がうかがえた。

 2位はトム・クルーズ主演の「ミッション:インポッシブルシリーズ」(6作品)。敏腕エージェント、イーサン・ハントを演じるトム自らが体を張ったスタントシーンは、シリーズを重ねるごとにスケールアップ。観たいシーンに挙げられた「天井から吊り下がった状態で床ギリギリに止まるシーン」(30代男性/千葉)「ドバイの高層ビルを登るシーンが印象的」(50代女性/静岡)などは、シリーズの代名詞ともなっている。「スリルがあり話の内容もわかりやすく、幅広い年齢層で楽しめる」(20代女性/東京)と、王道のスパイアクションは、男女同等の支持を得ている。

 3位は佐藤健が主演を務める「るろうに剣心シリーズ」(3作品)。今年夏にはシリーズ最終章が2部作で公開される予定となっている。ハマり役と評価の高い俳優のキャスティング、原作の世界を現実的に表現するこだわりは漫画ファンの高い支持を獲得。殺陣シーンは「スピード感あふれる演出と、細かな演技が映える名シーンに息をのむ。日本人らしい繊細な心理描写を取り入れた物語」(20代女性/東京)、「佐藤健のアクションシーンはスタントマンを使っていないと聞き、俳優魂を感じて痺れた」(30代女性/熊本)、「常人離れしたスピード感あふれる戦いのシーンが魅力的」(60代女性/埼玉)と、幅広い女性層からの票を獲得した。

 4位は、70年代に世界中でドラゴン・ブームを巻き起こした不世出のアクションスター、ブルース・リー主演の「燃えよドラゴンシリーズ」(4作品※『死亡遊戯』含まず)。没後半世紀近く経つものの、40代以上の男性層の圧倒的支持によって上位に食い込んだ。「今と違いCGなど使っていないのに人間業とは思えないアクション」(40代男性/静岡)、「ブルース・リーの肉体美。CGの派手なアクションより本物が見たい」(50代男性/愛知)、「激しい格闘シーンで見せる切ない表情がいい」(60代男性/千葉)など、肉体一つで作り上げた迫力あるアクション、唯一無二の存在感によって、今も人気は色褪せることはない。

 5位は酔えば酔うほど強くなる “酔八拳”を以て宿敵を倒す、ジャキー・チェンの「酔拳シリーズ」(3作品)。「笑いあり、アクションの爽快感あり。ジャッキー・チェンの一番脂が乗った頃のカンフー映画」(40代女性/東京)、「昔。子どもはみんな真似をした」(40代男性/京都)、「中学生の頃の憧れの俳優。赤鼻の師匠との絆が感じられアクションも素晴らしい思い出の映画」(50代女性/宮城)。4位と同じくカンフー・アクションだが、こちらは女性票も多く集めた。

女性TOP5にはカッコいいヒロインが活躍する作品がランクイン



 男女別のランキングで違いを見てみよう。【男性】3位には半世紀近くもファンに愛され続けるスパイ映画の金字塔「007シリーズ」(24作品)がランクイン。若干男性層の票数が女性票を上回った。観たいジェームズ・ボンドは、「ショーン・コネリーとロバート・ショウのオリエント急行での迫力ある格闘シーン。007の人気を決定づけた」(50代男性/千葉)、「ダニエルグレイグに変わりカジノロワイヤルからアクションが飛躍的に良くなった」(40代男性/大分)と、ショーン・コネリー派とダニエル・クレイグ派に分かれた。今年4月に公開予定だった最新作『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』はコロナ禍で公開延期となったが、その前にシリーズ全部を観ておきたい、というコメントも散見された。
 
 一方、【女性】では2位に大野智(嵐)主演の『忍びの国』、同率4位で岡田准一(V6)主演の「SPシリーズ」(2作品)と『スピード』が入った。『忍びの国』の観たいシーンでは。無門(大野智)と平兵衛(鈴木亮平)の死闘シーンを挙げた人が多かった。「早送りされているような動きが素晴らしい」(30代女性/新潟)、「スタントやCGを使うことなく3日間かけて撮った殺陣のシーンが凄い」(40代女性/福岡)。
「SPシリーズ」では「スタントなしの壁走り。見応えあるアクション」(30代女性/東京)、「大通りで犯人を追いかけ、トラックの荷台で格闘するシーン。身体能力の高さを見せつけられた」(50代女性/埼玉)と、岡田准一の体を張ったアクションへのコメントが多かったが、共演した真木よう子のアクションに対しても「惚れ惚れする」「迫力がある」といったコメントが目立った。

 また、『スピード』では「キアヌのアクションがキレキレ。何度観てもハラハラして楽しい」(40代女性/和歌山)と、主演のキアヌ・リーヴスに対するコメントに加え、「キアヌとサンドラの爽やかで勢いのあるカップルが新鮮で素晴らしい。ストーリーもよくできていて最後までノンストップで楽しめる」(50代女性/静岡)と、奇しくも女性の4位には、カッコいいヒロインが活躍するアクション映画がランクインした。

<調査概要>
調査機関:オリコン・モニターリサーチ
調査期間:2020年4月8日(水)〜4月10日(金)
調査手法:インターネット調査
回答数:2034人(男性:726人、女性:1308人)

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