ヒットがみえるエンタメマーケット情報サイト


ワンダーコーポレーション 利益は堅調に推移

(2020/06/08)


 ワンダーコーポレーションの2020年3月期の連結業績は、売上高612億700万円、営業利益12億7700万円)、経常利益13億600万円、純利益9億7800万円となった。

 同社は前連結会計年度より決算期末日を2月末日から3月31日に変更したことにより、前連結会計年度は13ヶ月間の変則決算となるため、前連結会計年度との比較は発表していないが、構造改革を進めるうえで、本社移転や本部人員配置の適正化をはじめとしたコスト改善を行ったことで利益は好調だった。

【セグメント別の業績】
■WonderGOO事業:売上290億5000万円、営業利益8億1300万円
 ⇒不採算店舗8店舗閉鎖や売場効率化に伴う改装を実施したことで業績は堅調に推移。仕入型小売業からの脱却を図るべく中期方針「モノからLIVE」を掲げ、既存パッケージ販売だけでなくコト事業を強化。大型デュエルスペースを併設したトレーディングカード専門店「DuelStade Ganryu」を3店舗出店、エンターテインメントレストラン「チーズチーズカフェ」の出店、既存店舗へのリユース業態の導入を4店舗実施するとともに、空きスペースの転貸を実施することで収益改善を図っている。

■WonderREX事業:売上80億4600万円、営業利益2億2900万円
 ⇒買取強化を目的として、同社鑑定士によるイベント型買取鑑定会を定期的に行い、出張買取・宅配買取・引越買取を強化することで良質な在庫を確保。北関東を中心としたロードサイド型店舗の出店から都心立地への出店戦略に変更し、ブランドリユース専門店として東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県の一都三県の大型商業施設に6店舗出店。

■TSUTAYA事業:売134億5600万円、営業利益1億1400万円
 ⇒主力である映像・音楽レンタル部門が、スマートフォンを中心としたコンテンツ配信サービス等の影響を受け、厳しい状況が続いているが、サブスクリプション型サービスTSUTAYプレミアムの獲得促進など、安定的な収益確保を進めている。トレーディングカード専門店「バトロコ」を2店舗出店し、不採算店舗は6店舗閉店した。

■新星堂事業事業:売97億8000万円、営業利益1億5600万円
 ⇒人気アーティストによる大型タイトルの販売、不採算店舗の20店舗閉鎖、既存店舗の改装やイベント事業を強化したことで収益が改善。「モノからLIVE」の中期方針のもと、イベント特化型店舗「エンタバシブヤ」の出店や次世代型新星堂店舗モデルとしてイベントの及びPOP UP STOREを併設した店舗の出店・改装を実施。

 2021年3月期の連結業績予想については、新型コロナウイルス感染症の影響を現段階において合理的に算定することが困難なことから未定としている。

ワンダーコーポレーション人事異動

Go to Page Top

Go to Page Top