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エムアップ コンテンツ事業、EC事業ともに好調で増収増益

(2020/05/21)


 エムアップの2020年3月期の連結業績は、売上高110億6700万円(前年同期比60.0%増)、営業利益7億3600万円(前年同期比82.7%増)、経常利益9億3200万円(前年同期比106.9%増)、純利益5億4500万円(前年同期 純損失22億6900万円)と、大幅増収増益となった。

 また、さらなる事業拡大や経営人材の育成を進め、持続的に企業価値の向上を図るべく、20年4月1日より持株会社体制へと移行した。

【セグメント別の業績】
■コンテンツ事業:売上高91億8100万円(前年同期比60.2%増)、営業利益12億9600万円(前年同期比161.8%増)
 ⇒新規ファンクラブ/ファンサイトの開設、会員向けのチケット先行販売や限定イベントの実施等で有料会員を獲得。年額制のファンクラブの採用、アプリ化、動画配信分野の強化に努め増収増益

■EC事業:売上高7億3400万円(前年同期比23.1%増)、営業利益5億2800万円(前年同期比157.7%増)
 ⇒オフィシャル通販サイトの開設やファンクラブ限定の先行販売等の実施、ライブやイベント会場でもスムーズに利用できるQRコード認証とスマホ決済サービス、グッズの事前販売・会場受け取りサービスなど販売機会を増加し増収増益

■電子チケット事業:売上高11億円(前年同期比121.7%増)、営業損失2億4900万円(前年同期営業利益1億2300万円)
 ⇒有力アーティストのライブやスポーツイベントへの電子チケットの導入を進めたが、第4四半期における新型コロナウイルス感染症の拡大により、ライブ、コンサートの多くが中止、延期されたことに伴い収益が大きく減少し、払い戻し手数料の負担も行ったことで増収減益

■その他事業:売上高6800万円(前年同期比32.0%減)、営業損失4800万円(前年同期営業損失2700万円)
 ⇒主にアパレルやプロダクション事業等、上記セグメント以外の連結子会社の収益を計上

 
 今後は、ファンクライブサイトを事業の軸に据え、新規アーティスト等の獲得、新サービスの追加によって新規有料会員の獲得と既存会員の維持、顧客単価の向上を進める。加えて、スマートフォン向けの動画やアプリ、VRを中心とした先端表現技術を用いたライブ動画の制作や配信などの事業領域の開拓、子会社を通じた他社との事業提携、新規事業の開発にも継続して取り組んでいく。

 21年3月期の見通しについては、コロナウイルス感染症の収束やアーティストの活動再開などを予測することは困難なため、保守的な見通しのもとに策定し、売上高120億円、(前年同期比8.4%増)、営業利益8億2000万円(前年同期比11.3%増)、経常利益8億2000万円(前年同期比12.0%減)、純利益5億6000万円(前年同期比2.6%増)を見込んでいる。

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