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4月度音楽ソフト市場は前年比41.8%減 前代未聞の低調な実績

(2020/05/12)




 4月度(対象期間:4/6〜5/3)の音楽ソフト(オーディオ+音楽ビデオ)の総売上額は110.0億円となった。前年同期と比較すると41.8%の減少となり、前代未聞の低調な実績を記録した。新型コロナウイルス感染拡大により新譜の発売を延期するレーベルも多く、その影響が色濃く出た結果になった。

 盤種ごとに内訳を見ていくと、シングルは13.2億円(前年比49.8%減)となり、前年のほぼ半分の実績となった。月間で10万枚を突破した作品は、HKT48「3-2」(16.3万枚)のみだった。AKB48や乃木坂46の新作がミリオン突破し、人気オーディション番組『PRODUCE 101 JAPAN』から誕生した男性グループ JO1のデビュー作や、K-POP男性グループSEVENTEENの新作がそれぞれ30万枚を超えて好調だった3月度と比較すると、売上規模はその5分の1に縮小している。



 もっとも大きな影響を受けたのはアルバムで、51.9億円(同57.2%減)となり、前年実績の半分以下となった。3月は月間売上10万枚を突破した作品が4作登場したが、4月はJUJUのオールタイム・ベストアルバム『YOUR STORY』(10.2万枚)の1作となった。

 オーディオが低調であったのに対して、音楽ビデオは45.0億円(同7.7%増)と前年実績を上回った。盤種別に見ると、Blu-ray Disc(以下BD)は22.0億円(同0.5%増)と微増、DVDは23.0億円(15.5%増)と二桁台の増加となっている。そのけん引作となったのは、韓国の7人組ボーイズグループBTSのライブ映像『BTS WORLD TOUR‘LOVE YOURSELF:SPEAK YOURSELF'-JAPAN EDITION』(DVD・BD合計8.5万枚)、ファンミーティングの模様を収録した『2019 BTS 5TH MUSTER[MAGIC SHOP]』(DVDのみ/4.1万枚)や、KA-TUNのツアー映像『KAT-TUN LIVE TOUR 2019 IGNITE』(DVD・BD合計5.6万枚)が市場をけん引した。



■HKT48『3-2』(ヨミ:サンヒクニ):13作目のシングル。11thシングル『早送りカレンダー』で初選抜入りした運上弘菜が初のセンターを担当。5/4付での初登場1位の際には、デビューシングル『スキ!スキ!スキップ!』から13作連続1位となり、女性アーティスト歴代1位の「デビューからのシングル連続1位獲得作品数」記録を自己更新。


■JUJU『YOUR STORY』:オールタイム・ベストアルバム(全13曲収録)。4/20付で、今年度初の女性ソロアーティストによるアルバム1位を獲得。4/27付の週間デジタルアルバムランキングでも1位に。YouTube公式チャンネルで楽曲にまつわるストーリーをJUJU自らが語り部となって紹介するYouTube Radio Program 『share! YOUR STORY 』が配信されている。

■BTS『BTS WORLD TOUR ‘LOVE YOURSELF: SPEAK YOURSELF’-JAPAN EDITION』:2019年5月から10月にかけて行われたワールドスタジアムツアーから7月7日、大阪・ヤンマースタジアム長居で行われた日本公演の模様を収めたライブ本編ほか、リハーサルの様子やライブ直前のメンバーインタビューも収録。4/27付でDVD、BDともに1位を獲得した。

▼▼3月度の音楽ソフト市場は前年比5.3%減 音楽ビデオの不振が響く▲▲

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