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JASRAC、米国YouTube での配信に伴う録音権使用料の徴収が可能に

(2020/04/30)



 日本音楽著作権協会(JASRAC)は、米国におけるYouTube での配信利用に伴う録音権使用料(※)の徴収について、米国の著作権管理事業者Muserk(ミュザーク)社との間で管理委託契約を締結した。2018 年の利用分に遡って対象となる。
 
 ミュザーク社は、配信利用における録音権管理に特化した米国の著作権管理事業者で、欧州の複数のCISAC 加盟団体(シサック/著作権協会国際連合)から同様の管理委託を受けている実績がある。同社との契約により、JASRAC が管理する国内楽曲が米国においてYouTube で配信利用された場合、同社がYouTube の配信利用に伴う複製を許諾し、使用料の請求・徴収を行うこととなる。JASRACは、同社から送金された使用料をそれぞれの楽曲の権利者(作詞者、作曲者、音楽出版社等)へ分配する。
 
 JASRAC が管理する国内楽曲の海外での利用については、それぞれの国・地域の著作権管理団体・事業者との契約により管理を委託している。米国における録音権の管理については、これまでHarry Fox Agency Inc.(HFA)と管理契約を締結し、同国内のCD 等の録音利用と一部の配信利用について管理を委託してきた。
 今回のミュザーク 社との契約が加わったことにより、米国における配信利用の管理の充実、使用料送金額の増加が見込まれている。
 
※ 配信利用により著作物を利用する場合、演奏権および録音権が及ぶ。JASRAC は、米国における配信利用のうち演奏権使用料の徴収等を、ASCAP、BMI、SESAC に管理委託している。

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