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【文庫】志村けんさん著書『志村流』が初TOP10入り

(2020/04/16)



志村けん
『志村流 当たり前のことが出来れば、仕事も人生も絶対に成功する』

 4月20日付(集計期間:4/6〜4/12)【文庫】では、先日亡くなられた志村けんさんの著書『志村流 当たり前のことが出来れば、仕事も人生も絶対に成功する』が、週間売上0.7万部で先週4/13付の100位圏外から急上昇、初のTOP10入りとなる8位にランクイン。志村さんの著書としても初のTOP10入りとなった。 
 
 本作は、志村さんの人生哲学をまとめた作品。2005年1月の発売ながら、今回の訃報を受けて再び注目を集め、現在までに4度の重版がかけられた。「一生を一日二十四時間で考えたら」、「準備こそ全力投球」、「二等賞がホントの一等賞」、「考える前に、まずマネしてみる」、「偉大なるマンネリはスタンダードになる」など、天才でありながら努力を怠らなかった国民的スターの姿を知ることができる1冊となっている。
 
 また【文庫】では他に、フランスのノーベル文学賞作家・アルベール・カミュ(1913〜1960)の代表作『ペスト』が、週間売上1.9万部を売り上げ、初TOP10入りとなった先週4月13日付(集計期間:3/30〜4/5)での3位に続き、今週も3位を獲得。これで2週連続TOP3入りとなった。
 
 本作は、ペストの発生により封鎖された都市・アルジェリアのオラン市を舞台に、外部から遮断され孤立状態となった中で闘う市民たちの姿を描いた長編小説。本作は1969年に刊行され、長きにわたり名作としてロングセラーとなっていたが、再び注目が集まり、2月以降、7度の増刷となっている。先週4月11日には、NHK‐Eテレで『100分de名著 カミュ“ペスト”』が全4回が一挙放送されたことも話題となった。

 なお今週の文庫ランキングでは、徐々に順位を上げていた作家・高嶋哲夫の小説『首都感染』も、先週4月13日付13位から上昇し、初TOP10入りとなる9位にランクインしている。

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