ヒットがみえるエンタメマーケット情報サイト


19年「NHK紅白」もっとも出演効果の高かったアーティスト

(2020/01/09)

 2020年1/13付(集計期間 : 19.12/30〜20.1/5)の各ランキングでは、19年末に放送された「第61回『輝く!日本レコード大賞』」や『第70回NHK紅白歌合戦』に出演したアーティストの作品が好調に推移した。

デジタル&パッケージ共に大きな反応があったOfficial髭男dism&King Gnu



 まずはストリーミングから見ていこう。1/13付【ストリーミングランキング】1位は『紅白歌合戦』で歌唱されたOfficial髭男dism「Pretender」(433.4万再生/前週との差は+33.5万再生)。昨年の6月以降、33週連続で1位を独走している同曲だが、12月前半あたりは若干週間の再生数が下がってきていた。しかし、公私ともに注目を集める話題が相次ぎ、後半は右肩上がりに再生数がアッしていった。1/13付TOP100内には同作も含めて計12作(前週7作)がランクイン(表2)。ドラマや映画のタイアップ曲を中心に再生数がアップしていることから、「Pretender」の歌唱によって認知がさらに拡大した様子が見てとれる。CDアルバムやダウンロードアルバムでも、昨年10月に発売した『Traveler』や、前作『エスカパレード』(18年4月発売)の売上も大きくアップしており、幅広い世代に訴求したようだ。



 それはKing Gnuにも同様に言えることだ。『NHK紅白』で歌唱したST2位の「白日」(382.6万再生/前週との差は+80.5万再生)をはじめ、TOP100内には計10作(前週8作)がランクイン。「白日」単曲で見ると、増加数では「Pretender」を大きく上回っている。CDアルバムやダウンロードアルバムでは、昨年1月に発売されたアルバム『sympa』が売上を伸ばしている。1月15日には1年ぶりとなる新作アルバム 『CEREMONY』がリリースされる。本作には前出の「白日」をはじめ、ストリーミング上位に入っている新作「Teenager Forever」なども収録されていることから、パッケージセールスにも期待がかかる。

デジタルでもっとも大きな反応があったのは菅田将暉「まちがいさがし」



 デジタルでもっとも大きな反応を得たのは菅田将暉「まちがいさがし」だった。1/13付ストリーミング3位(287.9万再生/前週との差は+124.7万再生)、デジタルシングル(単曲)は1位(4.7万DL/前週との差は+3.1万DL)と、ストリーミング、ダウンロード共に大きく上昇。楽曲や名前を耳にしたことはあったが、今回の歌唱によって両者が合致した層や、認知していたものの聴いていなかった層にリーチしたようだ。

 『日本レコード大賞』『NHK紅白歌合戦』出場で認知が拡大したFoorin「パプリカ」も、ストリーミング8位(159.4万再生/前週との差は+54.1万再生)、デジタルシングル(単曲)7位(1.9万DL/前週との差は+1.1万DL)と大幅にアップしている。
 
 ストリーミング4位のLiSA「紅蓮華」は、表1のようにTV露出に比例するかたちで12月前半から週間の再生数がそれまでの1.5倍となり、勢いをキープ。そのなかで、『NHK紅白』出場となり、1/13付では272.9万再生(前週との差は+27.8万再生)とアップした。

 また、両番組で歌唱はしていないものの、前出の菅田将暉「まちがいさがし」やFoorin「パプリカ」を手掛け、『日本レコード大賞』や『NHK紅白』へのコメント出演で存在感を示した米津玄師の「馬と鹿」や「Lemon」も、デジタルシングル(単曲)でセールスを伸ばしている。


『NHK紅白』内で、『アラジン』、『トイ・ストーリー4』そして『アナと雪の女王2』からそれぞれ代表的な楽曲がメドレーで披露された。CDアルバム、ダウンロードアルバムでは、『アナと雪の女王2』 (オリジナル・サウンドトラック)』や、アニメ映画『天気の子』の主題歌5 曲が収録された、RADWIMPS『天気の子 complete version』もセールスを伸ばした                    

Go to Page Top

Go to Page Top