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NHK紅白の歌唱楽曲の反響と波及効果

(2019/01/09)

 19年1/14付の合算ランキングはシングル・アルバム共に、18年12月31日に放送されたNHK紅白歌合戦の影響が色濃く表れた。



 もっとも大きな反響を得たのは、テレビ初生出演、初歌唱となった米津玄師。番組内で歌唱された「Lemon」は【合算シングル】1位(週間84708ポイント(以下PT)となり、TOP100内に7作がランクイン。CDとDGSG(単曲)の割合は約3:7となっており、CDは前週付0.7万枚の約3倍強となる2.4万枚を売り上げ、DGSG(単曲)の累積売上は203.3万DL(2,032,629DL)と、同ランキング史上初の200万DL突破の歴代記録をマークした。


【合算シングル】TOP100内にランクインした米津玄師関連4作の売上(ポイント)

【合算アルバム】では、3位の『BOOTLEG』(17年11月発売/17314PT)ほか、これまでリリースしたアルバム4作がTOP100内に並んだ。また、「Lemon」が主題歌のTBSドラマ『アンナチュラル Blu-ray BOX』もBDTOP100内に再ランクインしている。


【合算アルバム】TOP100内にランクインした米津玄師関連7作の売上(ポイント)

 このほか、音楽だけでなく映像商品も動いたのは、乃木坂46、欅坂46、TWICE、King & Princeの4組。そのうち、欅坂46、TWICEはアルバムも複数TOP100内にランクインしており、前者が2作、後者が7作と、着実にファン層を広げたようだ。また、18年デビューのKing & Princeはまだアルバムが発売されていないため、12月12日に発売された1stツアー映像『King & Prince First Concert Tour 2018』(DVD:0.7万枚、BD:0.4万枚)に売上が集中したものと考えられる。


【合算シングル】TOP100内にランクインしたあいみょん7作の売上(ポイント)

 ストリーミングが絶好調のあいみょんは、歌唱した「マリーゴールド」(週間20081PT)を含む7作がTOP100内にランクイン。【合算アルバム】では、15位の『青春のエキサイトメント』(17年9月発売/5796PT)ほか、アルバム3作がTOP100内にランクイン。『青春〜』のパッケージと配信AL、ストリーミングの売上比率はほぼ3等分になっており、2月13日発売予定の新作『瞬間的シックスセンス』のセールスに期待がかかる。


【合算アルバム】TOP100内にランクインしたあいみょん3作の売上(ポイント)

 デビュー20周年を迎えたMISIA はGReeeeNとのコラボ楽曲「アイノカタチ feat.HIDE (GReeeeN)が3位(週間23328PT)となったほか、メドレーで歌唱したデビュー作「つつみ込むように・・・」、12月30日のレコード大賞で歌唱した「逢いたくていま」もランクイン。また、アルバムでは、12月26日に発売されたばかりの新作『Life is going on and on』に加え、13年に発売されたベスト盤も急上昇した。

 12月19日に発売した2年ぶりの新作AL『POP VIRUS』が好調な星野源は、同作が【合算アルバム】1位(36083PT)となり3週連続で1位をキープ。週間ポイントの内訳は、CD: 27,826PT、DGAL:8,257PTとなっており、米津玄師『BOOTLEG』と比較すると、CDの比率が77.1%と若干高い。紅白では同アルバムにも収録されている「アイデア」(週間8568PT)を歌唱して、こちらは【合算シングル】11位に浮上した。同作はパッケージリリースされていないため、DGSG(単曲)のみの売上となる。

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