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さくらももこ氏の人気エッセイ4作売上急伸

(2018/09/21)

さくらももこ氏のベストセラーエッセイが初のTOP10入り


(C)MOMOKO SAKURA

 9/24付【文庫】は、8月に急逝した漫画家・さくらももこ氏のエッセイ『もものかんづめ』(集英社/01年3月16日発売/週間売上1.9万部)が、前週100位圏外から急上昇して4位にランクイン、初のTOP10入りとなった。まそのほか、12位『さるのこしかけ』、14位『たいのおかしら』、43位『そういうふうにできている』もランクインし、計4作がTOP50内に入った。
 本作は、91年3月に発売された、さくらももこ氏の初エッセイの文庫版。自身の体験や日常で目にしたこと、感じたことなどを独特の視点で語り、幅広い世代の読者の心をつかんだ。翌92年には『さるのこしかけ』、93年に7月発売の『たいのおかしら』を発売し、初期エッセイ“三部作”として知られている。今回の訃報を受け、漫画『ちびまる子ちゃん』同様売り切れが続出したことで異例の増刷が決定した。また先週9月15日には、2015年に公開された劇場版第3弾『映画 ちびまる子ちゃん イタリアから来た少年』(フジテレビ系)が追悼特別番組として地上波放送されたこともあり、大きくセールスを伸ばした。

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【BOOK】7位は、菅野仁『友だち幻想−人と人の<つながり>を考える』(筑摩書房/08年3月5日発売/週間売上1.6万部)。4/30付以来5ヶ月ぶり、通算2度目のTOP10入りとなった。
「他者との距離感にもう少し敏感になることでもっと豊かな関係を築くことができる」と説く本作は、社会学者の故・菅野仁氏が、中・高校生に向けて書いた実用的社会学の本。10年前に発売された作品だが、今年の4月にお笑いタレントで小説家の又吉直樹が、『世界一受けたい授業』(日本テレビ系)で、自身の経験も交えながら紹介したことで注目を集め、それ以降も林修や明治大学教授の齋藤孝、脳科学者の茂木健一郎やタレントの壇蜜、女優の南沢奈央など、多くの著名人が続々紹介。さらに先週9月15日には、NHK『おはよう日本』で特集されたことにより、売上が大きく伸長した。

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