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他者との距離感に悩む人の必読本急上昇

(2018/04/26)

他者との距離感に悩む人必読の実用的社会学本が急上



 【BOOK】TOP10内には、人気バラエティ番組で紹介された話題の作品2作が初ランクイン。 5位の菅野仁『友達幻想-人と人の<つながり>を考える』(筑摩書房/08年3月発売/週間売上1.9万部)は、『世界一受けたい授業』(日テレ系)で又吉直樹が紹介し大きな反響を呼んだ。放送直後の先週4/23付で初のTOP100入りとなる14位にランクインしていたが、今週はさらにセールスを伸ばし、08年3月の発売から約10年経て初のTOP10入りとなった。社会学者の故・菅野仁氏が、人間関係で初めてつまずきを感じる中・高校生に向けて書かれた実用的社会学の本。他者との距離感について書かれており、番組内では、人付き合いが苦手だという又吉直樹が自身の経験も交えながら本作のポイントをわかりやすく説明したことで火が付いた。



 9位の小林弘幸『死ぬまで歩くにはスクワットだけすればいい』(幻冬舎/17年10月発売/週間売上1.2万部)は、『中居正広の金曜日のスマイルたちへ』(TBS系)で特集されたことで前週100位圏外から急上昇。昨年10月発売から約半年を経て初のTOP10入りとなった。同作は、『聞くだけで自律神経が整うCDブック』などのヒットを持つ、順天堂大学医学部教授の著作。スクワットの効能を医学的見地から解説したうえ、「簡単で正しいスクワット」の方法も紹介。番組では、出演者がスタジオで実践してみせただけでなく、歌手の森昌子、女優の長山藍子が1ヶ月に亘る実践生活の様子も紹介されて、反響を呼んだ。

本屋大賞受賞作『かがみの孤城』2週連続1位



 4/30付【BOOK】1位は、前週に引き続き「2018年本屋大賞」で大賞を受賞した辻村深月『かがみの孤城』(ポプラ社/週間売上4.2万部/累積売上22.3万部)。昨年12月頭に発売された雑誌『ダ・ヴィンチ』(18年1月号)の特集「BOOK OF THE YEAR 2017」の小説部門で1位に選出されたことがきっかけとなり売上が再浮上。1月18日に「2018年本屋大賞」のノミネート作に選ばれてからは、毎週3〜4000部をコンスタントに売り上げていたが、「本屋大賞」大賞を受賞によって週間売上が10倍以上に跳ね上がった。

 

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