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(2009/06/19)

王道から異色作まで今夏の興行を賑わすSF映画
ファンタジーに続く「金脈」となるか?

 初夏の話題作を並べると、『スター・トレック』『ターミネーター4』『トランスフォーマー/リベンジ』などなど、出自が往年のテレビシリーズやヒットシリーズ、フィギュアの違いはあれども、すべてジャンルとしてはSF作品であることに気づく。もはやメガヒットを狙う痛快エンターテインメントにおいては、名指して差し障りのないエイリアンや機械を敵とするSFに限るということだろう。ファンタジー・ブームが終息した現在、ハリウッドはSFや伝奇アクションにスタンスを移し、さまざまな題材を掘り起こしている。

 そうした流れに乗って、7月にも決して超大作ではないが、内容的に異色の輝きをみせる作品が2本、日本公開される。

 まず7月4日の公開となるのが、ウォルト・ディズニーが配給する『ウィッチマウンテン/地図から消された山』だ。不思議な力を秘めた兄妹を乗せたタクシー運転手が、アメリカ政府の最高機密として地図から消された山“ウィッチマウンテン”に向かったことから、驚くべき真相が明らかになるストーリー。アレグザンダー・ケイが68年に発表した児童文学を原作にした、75年製作のディズニー映画『星の国から来た仲間』のリメイクだが、『ベッドタイム・ストーリー』の原案・脚本を担当したマット・ロペスと『ダイ・ハード4.0』の原案・脚本のマーク・ボンバックが現代的な要素を存分に取り込んで脚色し、イメージを一新している。

 主演は『スコーピオン・キング』の人気者ドウェイン・ジョンソンだが、むしろ兄妹役のアレキサンダー・ルドウィグとアナソフィア・ロブに焦点を当てて、ティーン狙いの戦略を貫く。監督のアンディ・フィックマンもディズニーが信条とするファミリー路線を踏襲。老若男女を問わず楽しめる仕上がりにしている。

 一方、黙示録的なパニックの恐怖で押し通しているのが、ニコラス・ケイジ主演の『ノウイング』だ。50年前のタイムカプセルに埋められたメモに羅列されていた数字から、地球消滅の危機を察知した物理学者の必死の活躍を描く。世界の終末がテーマながら、脚本・監督のアレックス・プロイヤスはVFXを駆使した大災害のスペクタクルに軸を置き、サスペンスを貫きながら単なるホラーとして片づけずにSFとしての骨格を守り抜いている。ともに全米初登場1位を獲得したこの2本、日本でも健闘するだろうか。

ウィッチマウンテン
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『ウィッチマウンテン/地図から消された山』
公開:7月4日
配給:ウォルト・ディズニー・スタジオ
(C)2008 Disney Enterprises, Inc. All rights reserved.

SFノウイング
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『ノウイング』
公開:7月10日
配給:東宝東和
(C)2009 Summit Entertainment,LLC. All Rights Reserved.

(ORICON BiZ6月15日号より抜粋)

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