ヒットがみえるエンタメマーケット情報サイト

  • ORICON BiZ onlineのご案内
  • お問い合わせ
  • サイトマップ

特集記事一覧 > OC TREND WATCH

(2012/08/06)

台湾エンタテインメント最新事情〜ドラマでは3社連動キャンペーンも実施


『晴れのち女神が微笑んで』(アミューズソフトより発売中)主演:マイク・ハー(C)2011 GTV. All Rights Reserved.提供:アジア・リパブリック5周年

 TVドラマをはじめ、アーティストのデビューや大作映画の公開など、今年に入り台湾エンタテインメントに関する話題は徐々に増加。女性誌でも複数の雑誌で相次いで台湾特集が組まれるなど、旅行スポット・食・カルチャーなどへの興味・関心が高まっている。2 月に、日本オリジナル曲「DANTE」にて日本進出を果たした台湾アーティスト・SHOW(ショウ・ルオ)をはじめ、7月にはアミューズソフトエンタテインメント、エスピーオー、コミックリズの3社による「台湾ドラマ合同キャンペーン」がスタート。さらに7月18日にはロックバンド、透明雜誌が日本デビューするなど、台湾エンタテインメント関連の話題が増えている。

 これまで台湾関連では、2001年制作のドラマ『流星花園〜花より男子〜』への出演を機に結成されたF4や、メンバーそれぞれが俳優としても活動する飛輪海(フェイルンハイ)など、男性グループの活躍が目立ったものの、日本国内で一定の市場を形成するまでには至らなかった。現在の活性化・多様化の背景には昨年、台北・松山空港と東京・羽田空港を結ぶ航空路線が開通したことで、同国に対する興味・関心が高まった点が挙げられる。実際、観光客も増加しているという。また、東日本大震災発生後の多大な支援や、『an・an』をはじめ、『non-no』『FRaU』等の複数の女性誌で感謝の意を込めた特集号が組まれたことも後押ししたようだ。


■ドラマ以外からもヒットを期待させる作品が登場
「現在、台湾では俳優人気が高いですね。なかでもジョセフ・チェン(台湾版『イタズラなKiss』)やマイク・ハー(『晴れのちボクらは恋をする』)、ピーター・ホー(『泡沫の夏』)、チェン・ボーリン(『イタズラな恋愛白書』)は台湾での活躍はもちろん、日本での知名度も上がっています」

 こう語るのはエスピーオー アジア戦略室・宋アニタ氏。また現地での俳優人気が日本へも波及している要因にはドラマのクオリティの向上があるとアミューズソフトエンタテインメント 吉冨大氏は指摘する。

「ここ数年、キャスト力のアップや、アジア各国で放映される機会の増加で作品の質が高まり、新規ファンの獲得にも繋がっていると思います」

 また、ドラマの次に日本でのヒットを予感させるのが映画だ。たとえば、台湾エミー賞で5部門を受賞した刑事アクションドラマの映画版『ハーバー・クライシス<湾岸危機> Black&White Episode1』が9月8日に公開を控える。

「良質な台湾作品は中華圏全域でヒットを狙えます。この作品も興行収入は台湾が4億円超で、その後、6月に公開された中国では、早くも11億円を突破しています。さらにそのクオリティの高さから、日本を含むアジア全域・世界各国でのヒットも大いに期待しています」(吉冨氏)

 なお、同作に出演するDEANFUJIOKAは、13年公開予定の映画『I am Ichihashi 〜逮捕されるまで』で初監督・主演を務める注目株。日本生まれで高校卒業後に香港でモデルとして活動を開始し、映画等に出演。その後、台湾に活動の拠点を移し、映画・ドラマ等で活躍している。

 ドラマ人気からファンを掴み、ヒット映画やDEAN FUJIOKAのような、中華圏で活躍するニューカマーの登場によりシーンに厚みが増せば、台湾エンタテインメント市場はますます活況を呈していくだろう。

> 台湾発ロックバンド“透明雜誌”が日本デビュー


■関連記事
> 男性K-POP新潮流のキーワードは「かわいい」(12年7月9日)
> 生徒役33名すべてが逸材 『GTO』を俳優人生のジャンプ台に(12年7月23日)



つづきはこちら

Go to Page Top

Go to Page Top