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(2012/07/23)

“ご当地ソング”の先にある“エリア発”ブレイク


臼澤みさき:7月25日にメジャーデビュー・シングルをリリース。岩手・大槌町出身の13歳で、震災の避難所で慰問活動もしていた。


山内惠介:福岡出身ながら、北海道エリアからブレイク。最新シングル「涙くれないか」も最高15位を記録。

 “ご当地ソング”はいまや演歌・歌謡におけるひとつのカテゴリーとして定着しているが、地方での精力的な活動が実を結び、ヒットにつながったケースは少なくない。最近の顕著な例といえば、福岡出身ながら北海道でブレイクした山内惠介だろう。もともとSTV ラジオでレギュラー番組を持っていたものの、北海道・根室にある湖を舞台にした「風蓮湖」をきっかけに一気に知名度を上げた。

「09年からは夕方ニュースワイドの草分けとされる北海道・STVテレビの『どさんこワイド』に、旅レポーターとして出演しています。「風蓮湖」が北海道で最高3位とローカルヒットしたのも、地元の応援体制があったからだと思います」(V社・魚田氏)

 道内のファンは着々と増え、ついに道内ツアーも実現。いわゆる“ご当地ソング”をきっかけに、地域との結びつきをさらに強くしていったことが、成功につながった。

 かたやご当地ソングではなく出身地での盛り上がりを全国ブレイクへつなげていく試みもある。5月に「風港」でデビューしたみやさと奏は、岩手・宮古市出身。「故郷〜Blue Sky Home land〜」で7月にデビューする臼澤みさきは、岩手・大槌町出身。ともにデビュー作には故郷を想う気持ちが込められている。昨年の震災で大きな被害を受けた地域でもあり、その想いはひときわ強い。

「臼澤の場合、地元在住であることが楽曲のリアリティにつながっています。娘や孫のように思ってもらえる世代のシンパシーを大事にしながら、音楽性そのものを好きになってくれる若い世代にまで、共感の輪を広げていきたいですね」(テイチクエンタテインメント 宣伝部 A&R1グループリーダー・大津鉄也氏)。

 全国で音楽やカルチャーの発信エリアとなっている場所は多い。今後、演歌・歌謡曲でも複数の歌手が一緒になって盛り上げていくことで、若手の“エリア発”ブレイクの事例が増えるのではないだろうか。


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