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(2012/06/25)


ソロ活動7 年目で人気上昇中の三浦大知

三浦大知、ソロ7年目で人気急伸の理由

 05年のソロデビューから7年、三浦大知が飛躍を遂げている。昨年11月発売の3rdアルバム『D.M.』が前作の3倍以上の初動1.9万枚でTOP10入り、今年5月発売の「Two Hearts」もシングルの過去最高初動を記録。5月3日には初の東京・日本武道館公演も成功させた。なぜ7年目の今、快挙が続いているのか理由を探った。

 今年5 月3 日に行った初の日本武道館ライブをソールドアウトさせるなど、ソロ活動7 年目で人気が急伸している三浦大知。Folder 時代からダンスと歌の才能には定評があったが、ソロデビュー以降、なかなか大きなヒットに恵まれなかった。ターニングポイントとなったのは、08 年のシングル「Inside Your Head」。洋楽テイストのR & B /ヒップホップ路線の楽曲に舵を切ったのだ。

 「“市場を意識したポップな楽曲のほうがいい”という意見もあったのですが、それよりも“海外に出せる自信を持てるような、三浦大知にしか表現できない音楽を届ける”というスタンスを選びました。07 年発売の「Flag」の作詞を手がけたことが彼にとっての決意表明となり、大知の提案で作品に振り付けを取り入れるようになるなど、本人とスタッフで一緒に作り上げていくスタイルに変化していったことも大きかったですね」(エイベックス・エンタテインメント 小関奈央氏)


■日本武道館公演を実現させたセルフプロデュース力

 その頃から「歌、ダンス、人柄に触れてもらうためには、生のステージを見てもらうことが一番伝わる」(小関氏)と、ライブ、イベントにも積極的に参加。CD だけでなく「ライブDVD」のプロモーションにも注力するようになったという。

 「リリースがあるたびにプッシュしていただいている『流派-R』(TX 系)では、ライブDVD からの映像をオープニングとして流すという試みも行いました」(同 岩内大樹氏)

 また、09 年の時点で「12 年に武道館ライブを実現する」という具体的な目標を立てたことも、スタッフ全員の士気上昇につながったという。

 「大知がリスペクトするマイケル・ジャクソンが「ビリー・ジーン」を発表し、ムーンウォークを披露したのが24 歳のとき。大知も24 歳までに最強のアーティストになろうという話をしたんです。武道館を見据えながら、“頑張れば手が届く”ハードルを毎年設定して、ひとつひとつクリアしていきました」(小関氏)

 その結果、ライブツアーの動員も10年は9000人、11年は1万4000人、12年は1万9000人と増加。その一方で、宇多丸、KREVA、BoA、leccaといった影響力のあるアーティストから高い評価を受け、ライブなどで共演したことも認知上昇につながった。

 「よく“ファンもプロモーター”と言っているのですが、Twitter ブームの影響もあります。彼の実力を口コミで広げられるツールが出てきたことで、瞬く間に情報が拡散するようになったんです」(小関氏)

 日本では“歌って踊れる”男性ソロのシーンが成熟していない現在、三浦大知の成功は多くの示唆に満ちている。彼自身、「このジャンルの先陣を切り拓きたいという想いが強い」と言い、ステージの構成を一人で行うなど、作品やパフォーマンスへの追及には余念がない。彼が潜在的に持っていたセルフプロデュース力と、そのポテンシャルに絶大な信頼を置き、最大限に魅力を引き出してくれるスタッフに出会えたことが、ブレイクの要因と言えるだろう。

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