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(2012/06/11)

JASRAC・11年度著作権使用料等徴収実績、「ほぼ前年並の水準を維持」


録音権使用料徴収額が年々低下するのを補完するように、演奏権使用料徴収額は概ね増加傾向を示してきたが、徴収額全体は07年の1156億円をピークに後退傾向を示している。

 日本音楽著作権協会(JASRAC)が5月23日、2012年度の定例記者会見を開催し、11年度の著作権使用料等徴収実績などを発表した。震災の影響が色濃く反映されたものの、同徴収実績は前年比99.4%と、ほぼ前年並みの水準を維持している。


■「放送」「ビデオグラム」は好調で、前年比増
 11年度(11年4月〜12年3月)の著作権使用料等徴収額は1058.9億円。当初、JASRACでは震災からの影響などによる減収を25億円程度と予測し、実際に種目別での「演奏等」のうち、「社交場」「カラオケ」における被災地域からの徴収を一時的に停止。加えて、被災地域の解約店舗数も2000件を超えたが、6月以降、全国的にコンサートの開催件数が回復したこと、フィットネスクラブに対する許諾・徴収業務を11年4月から開始したことなどもあって、通年での「演奏等」の徴収額は前年比94.9%、10.8億円の減収に留まった。

 この他、「インタラクティブ配信」も市場動向を反映して前年比減を示したが、種目別でもっとも高い占有率(26.3%)を示す「放送等」が前年比を101.2%とし、「ビデオグラム」(DVD、BD等)も同109.1%とした。「放送等」は08年の277.7億円、「ビデオグラム」も08年の174.8億円を上回って、過去最高の徴収実績となっている。録音権使用料では「オーディオディスク」が13年連続で前年比減を示しており、増加傾向を示す「ビデオグラム」の徴収実績が09年に初めて「オーディオディスク」を上回ったが、11年はその差がさらに開いた。これらの好調を受けて、11年度の著作権使用料等徴収額全体も前年比99.4%、6.7億円の減収に留まっている。

 また、23日の会見では、JASRACの事業概要も併せて説明されており、「放送」及び「インタラクティブ配信」に関して、今年6月期分から会員・信託者がインターネット上で分配についての利用明細データを確認できるサービスを開始することや、モバイル向け音楽配信に伴う、いわゆる「お預かりサービス」について、一定の条件を満たした配信事業者を対象に、今年12月末まで無償許諾を行うことなどを公表している。



録音権使用料徴収額では種目別で「ビデオグラム」が唯一前年比増を示し、「オーディオディスク」の143.0億円を大きく上回る180.0億円に。



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