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(2009/05/29)

観客層拡大を期待させる人気ドラマの劇場版
圧倒的な認知度を誇る初夏公開の邦画2作品

 古くは『踊る大捜査線』シリーズの頃より、人気テレビドラマの映画版はもはやヒット作の定番となった感がある。お茶の間で培った認知度の高さを引っさげて、満を持して映画にするかたちは、いまやほとんどの人気ドラマが踏襲してきている。

 5月30日より公開となる『ROOKIES−卒業−』はその代表格といえるか。型破りな教師と生徒たちの野球に懸ける青春を描いたストーリーは、もともとは98年から『週刊少年ジャンプ』に連載され、累計で1200万部を売り上げた、森田まさのりの同名コミックが原作。08年4月からTBS系列で連続ドラマ『ROOKIES』として放送され、市原隼人、佐藤隆太、小出恵介といったフレッシュな顔ぶれが注目を集めて、最終回は19.5パーセントの視聴率を叩き出した。ドラマ放送後は原作コミックもさらに売上を伸ばし、累計2000万部を突破している。ドラマのDVD-BOXも第1弾『表(おもて)BOX』と第2弾『裏(うら)BOX』がいずれも5万セット以上のセールスを記録し、人気の高さは抜群。今回の劇場版はヒット確実とみられている。

 続編となる劇場版では、2年生だった野球部のメンバーが3年生となって最後の甲子園を目指す展開。テレビドラマのオリジナルメンバーがそのまま出演し、監督もテレビドラマの演出を手がけた平川雄一朗。オリジナルの熱さをそのまま大スクリーンに引き継ぐかたちとなった。

ROOKIES−卒業−
『ROOKIES−卒業−』
公開:5月30日
配給:東宝
(C)STUDIO HITMAN/映画「ROOKIES」製作委員会

 『ROOKIES−卒業−』は主に10〜20代がターゲットとなるが、6月6日から公開となる『ハゲタカ』は、年齢層は働き盛りの世代、さらには団塊の世代までを期待できる、大人志向の企業ドラマだ。真山仁の同名小説をもとに、NHKが07年に連続ドラマ化。世界で最も権威ある国際テレビコンクール「イタリア賞」に輝いたのをはじめ、内外で高い評価を受けた。天才ファンドマネージャーの、買収と企業再生を軸にしたスタイリッシュなつくりがじわじわと話題となり、これまでに2度の再放送を記録。原作がミリオンセラーとなり、DVDやサウンドトラックCDも好調な売れ行きをみせている。劇場版はNHKエンタープライズと東宝が協力して製作。大森南朋をはじめテレビドラマと同じキャスト、新しいストーリーで映画化となった。テレビドラマ劇場版の裾野が広がるかどうか、映画界は成り行きに注目している。

ハゲタカ
『ハゲタカ』
公開:6月6日
配給:東宝
(C)2009 映画「ハゲタカ」製作委員会

(ORICON BiZ5月25日号より抜粋)

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