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(2009/05/13)

JVCA所属の著作権者180名が、グーグル書籍データベースの和解案から離脱を表明

 日本ビジュアル著作権協会(JVCA)に所属する著作権者180名は4月30日、グーグルの書籍検索データベースを巡る和解案グループから離脱することを表明した。今回離脱した著作権者のなかには、詩人の谷川俊太郎氏、作家の三木卓氏、ねじめ正一氏、動物学者の藤原英司氏、環境評論家の富山和子氏ら、様々な分野で文筆活動を行う著作権者が含まれている。著作権者の集団離脱は、日本では今回が初めてとなる。

 グーグルは、04年から全米や欧州の大学図書館などと提携し、書籍検索データベースの構築を進めていたが、これに対し、アメリカ作家組合とアメリカの主要出版社が集団訴訟を起こし、昨年10月に和解に達した。しかし、この和解の対象が米国外の著作権者にも及ぶため、日本でも著作権者から非難の声が上がっていた。日本文藝家協会は4月15日に抗議声明を発表し、日本の著作権者には、当面の防衛策として、和解案に応じたうえで、個々のデータを削除する要請を出すよう呼びかけていた。

 JVCAでは、日本文藝家協会とは異なり、「和解案からの離脱」を選択した理由を、「和解案に一部でも同意すれば、今後、著作権者は和解案の枠組みに拘束されることになる」としている。同協会は今後、和解案の枠組みとは別に、グーグルと交渉を進める方針。また、和解表明期限が当初の5月5日から9月4日に延長されたのを受けて、JVCA会員以外の著作権者、各種団体・出版社に対しても、和解案からの離脱を呼びかけていくという。

(ORICON BiZ5月11日号より抜粋)

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