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(2011/04/22)

作品力と各部門の密な連携が勝因。生まれるべくして生まれたヒット作

 女性にしか操縦できない世界最強兵器“IS”。男なのになぜかISを起動させることができた一夏は、強制的にIS操縦者の育成学校に入学させられる。当然、クラスメイトは女子ばかり――今年の1〜3月にTBS系でアニメ放映もされた『IS<インフィニット・ストラトス>』。その原作最新巻が、10万部超を売り上げて4/18付文庫ランキング1位に初登場した。文庫の首位獲得は初。一方、4/11付Blu-ray Discランキングでは、2位以下を大きく引き離してアニメ版の第1巻が2.5万枚で初登場1位を獲得。ほかにも、コミカライズ作品の好調や、動画ラジオ『RADIO IS』の延長オンエア決定など、『IS』への注目度が急上昇している。

 学園モノ・美少女ヒロイン達・メカ・ラブコメなどの要素が絡み合ってテンポ良く話が進み、ラノベの王道作として楽しめるとして読者からの支持が高かったこの作品。アニメ化により一気にファン層が拡大し、アニメから入った層が原作を購入するという、映像化作品にとっては理想的と言える流れをつくってきた。最新巻発売時には帯に「シリーズ累計135万部突破!」とあったが、編集部の4月4日のブログでは「原作文庫の累計発行部数はついに140万部突破、コミックスを加えたシリーズ累計は170万部超!」との記述が。作品の広がりの勢いのすごさをうかがわせる。

 版元のメディアファクトリーでは、ヒットまでの経緯をこう振り返る。

 「社内に出版と映像のチャンネルを併せ持つ当社では、初期から映像化候補作として2部門間で連携を取り、ベストなタイミングでメディアミックスを図ってきました」(原作担当編集 金田一健氏)

 「アニメ化の際は、東京・名古屋・大阪の専門店で、第1話の上映会イベントを実施。ツイッターなどで多くの感想をいただくことができ、この盛り上がりに繋がったのでは」(映像事業部 笠井純氏)

 作品力はもちろん、「ヒット作にする」という明確な命題の下に各部署が適切かつ密な連携を続けてきた本作は、「生まれるべくして生まれたヒット作」と言える。

『IS<インフィニット・ストラトス> 』シリーズ売上

『IS<インフィニット・ストラトス> 7』
『IS<インフィニット・ストラトス> 7』
弓弦イズル・著
11年3月発売
609円(税込)
メディアファクトリー・刊

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