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(2011/03/08)

「老い」関連本の3テーマは気構え、健康、最後の迎え方

 「年の取り方を知らない老人が急増してきた!」という老人を挑発するような帯を付け、「“してくれない”と思ったときが老化のはじまり」「料理や洗濯など、日常の営みを他人任せにしない」など年齢に関係なく背筋が伸びるような提言でまとめられた『老いの才覚』。曽野綾子の辛口コメントが人気を呼び、発売以来コンスタントに売れ続けているが、2月5日に『王様のブランチ』(TBS系)で紹介されたことで、売上が急増。2/28付BOOK部門で7位にランクインし、累積売上は30万部を突破した。

 言わずと知れた高齢社会だけに、「老い」に関連する書籍は多数刊行されている。テーマは主に3つ――『老いの才覚』に代表される「気構え」について書かれたもの、そして「健康」、さらに「最期の迎え方」。

 「健康」本の雄は、同日付17位の『100歳までボケない101の方法 脳とこころのアンチエイジング』だ。「魚ならサケ」「野菜はブロッコリー」「睡眠は7時間」など、アンチエイジングの第一人者でもある著者が、健康を保つ有効手段を簡潔に101個にまとめた。帯には今年100歳を迎える日野原重明氏が写真付きで推薦コメントを寄せており、その説得力は「鬼に金棒」だ。

 「最期の迎え方」については、中村メイコによる『人生の終いじたく だって気になるじゃない、死んだ後のこと。』が196位に。葬儀や親しい人に宛てたラブレターなど、遺言書のような内容ながら、「生き生きとして、希望に溢れている」という声が多数寄せられている。

 切り口はそれぞれだが、著者たちが口を揃えるのは、「生きがい、やりたいことを見つけることが大事」ということ。確かに、毎日が楽しく充実したものであれば、健康や周囲との調和などにも進んで気を遣うようにもなるだろう。しかし、高齢者の自殺数は長年高い数値を推移しており、孤独死も深刻化するばかりだ。実は、「いかに生きがいを持つか」が、高齢者にとっては最も大きなテーマなのかもしれない。

『老いの才覚』
2/28付BOOKランキング7位
『老いの才覚』
曽野綾子・著
10年9月発売
800円(税込)
ベストセラーズ・刊

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