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(2011/01/24)

アニメ・実写化期待大の『となりの怪物くん』

 BOOKランキング史上初となる週間売上200万部を達成した『ONE PIECE』や、『このマンガがすごい!2011』でオトコ編1位を獲得して大躍進を遂げた『進撃の巨人』を筆頭に、ここ最近は話題もランキングも男性向け作品に独占されていた感のあるコミック部門。

 しかし、12/27付のランキングではTOP10内に少女マンガが4作登場し、久々に活気を取り戻した。1位は『のだめカンタービレ 25』、2位は『ちはやふる 11』と、2トップにはすでにおなじみのヒット作が並ぶ。注目は、4位『となりの怪物くん 6』だ。

 同作は『このマンガがすごい! 2010』オンナ編5位のほか、『全国書店員が選んだおすすめコミック2010』8位にも選出。同ランキングは、『黒執事』『聖☆おにいさん』等のヒット実績により「話題作をいち早く反映したランキング」として注目を浴びている。10年度の入賞作品は全国約1400の書店でオリジナルフェアが開催され、『〜怪物くん』も大きく取り上げられた。また、ファンの間でも『のだめ〜』『君に届け』に続く作品としてブレイク間近の呼び声が高い。

 主人公は、将来と成績にしか興味のない雫。彼女が入学以来学校に来ない問題児・春にプリントを届けたことから、彼に勝手に友だち認定され、さらには告白されて――という物語。少女マンガらしく恋愛要素がふんだんに盛り込まれているが、人気の理由は丁寧に描かれた登場人物たちの心の動きや成長の過程によるところも大きい。雫も春も「不器用」「孤独」「人と接するのが苦手」という生きづらさを抱えているが、次第に仲間が増え、悩みながらも成長していく。読者は完璧ではない登場人物に自身を投影し、彼らが成長する姿に共感し、励まされているようだ。読者層も10代女性のみならず、20〜40代にまで広がっている。

 版元では現在、テレビCMや車内広告などのほか、公式モバイルサイトで登場人物の人気投票を実施中。巷の盛り上がりと版元の力の入れようから、映像化も近いのではと期待してしまう作品だ。

10年12/27付でTOP20入りした少女漫画

『となりの怪物くん』客層

『となりの怪物くん 6』
『となりの怪物くん 6』
ろびこ・著
10年12月発売
440円(税込)
講談社・刊

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