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(2010/12/10)

【2010エンタメ統括】新世代のヒット・クリエイター、歌い手に注目の「ボカロ」

 ヤマハが開発した歌詞とメロディーを入力するだけで歌声を合成できる音声合成ソフト「VOCALOID2」を用いた「キャラクター・ボーカル・シリーズ01 初音ミク」(クリプトン・フューチャー・メディア)の発売から3年。『ニコニコ動画』をはじめとする動画投稿サイト等で“ボカロP”と呼ばれるクリエイターがこぞってオリジナル楽曲を発表し、そのクオリティーの高さとユーザーが製作したPV風の映像が人気となったことで、瞬く間にブームとなったことは記憶に新しい。その後、アーティストの声を用いたソフトや「初音ミク」と同じシリーズの「巡音ルカ」「鏡音リン・レン」なども発売され、supercellといった新世代のヒット・クリエイターも生まれている。

 ボーカロイド関連作品は、08年のlivetune feat.初音ミク『Re:package』がオリコンの週間ランキングで最高5位を記録して以降、続々と上位にランクインするようになった。10年に入ってからも、『初音ミクの消失』「こっち向いて Baby/Yellow」といった作品がTOP10入り。なかでも5月発売のコンピレーション『EXIT TUNES PRESENTS Vocalogenesis feat.初音ミク』がボーカロイド関連作として初のアルバム1位を獲得したことは大きな衝撃だった。

10年TOP20入りした主なVOCALOID関連作品

 また、それらのボーカロイド楽曲を歌唱した映像を投稿した“歌い手”にも注目が集まっている。そのひとりであるclearのアルバム『Dearest』は9/20付で9位にランクイン。clearも参加したユニット・PointFive(.5)のアルバムもTOP20入りしたほか、10月にメジャーデビューしたピコのシングル「Story」は最高位12位を記録し好調だ。

 彼らは楽曲のファンだけでなく、『ニコニコ生放送』等で自身のキャラクター性をアピールすることで、クリエイター、アーティストとしてコアファンを獲得している。それがパッケージの購買へとつながり、バーチャルだけではない、リアルなヒットを生んでいる。ネット時代だからこそ生まれるヒットは、さらなる広がりを見せている。

『EXIT TUNES PRESENTS Vocalogenesis feat.初音ミク』
オリコン週間1位を獲得した
『EXIT TUNES PRESENTS
Vocalogenesis feat.初音ミク』

 

『Dearest』
オリコン最高9位を記録したclearの『Dearest』


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