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(2010/10/29)

英語熱をもった社会人の間で『でる単』ブーム!

 大学受験経験者ならば、誰もが知っている『試験にでる英単語』。発行部数1500万部を超えるというこのロングセラー参考書が、突如10月11日付のBOOK部門25位にランクインした。

 火付け役となったのは、9月12日放送の情報番組『がっちりマンデー!!』(TBS系)だ。ロングセラーの秘密に迫る特集で紹介され、書店員は「置いているだけで売れてくれる」と、予備校講師は「本当に試験に出る」と絶賛。その日のうちに、『耳から覚える 試験にでる英単語 CD付』はAmazonで1位を獲得し、翌日には産経新聞系ニュースブログ『イザ』でも取り上げられた。

 発売以来43年を誇る同書だが、CD付きのものが発売された際(03年)に版型を少し大きくしたこと以外は、デザインも中身も変わっていない。単語に関しても、1975年に時事的な単語を6語追加しただけだそう。参考書としての普遍性がうかがえる。

 青春出版社・武田友美氏(書籍編集部)は「これだけ一気に売上が伸びたのは、63年の発売時以来のことかもしれません」とその反響の大きさに驚きながら、「テレビで取り上げられた際、大きく動いたのは意外にも30〜40代の層でした」と続けた。紀伊国屋パブラインを見ても、30〜40代の客層が全体の47.1%を占めている。そればかりか、50代以上の層が24%にも上っているのだ。

 「TOEIC対策や、(企業で必要不可欠となりつつある)英語力アップのために購入する人たちが増えたようです」と同氏。社会人へのさらなるアピールのため、「できるビジネスパーソンはもういちど使っています」という書店用ポップを用意し、積極的に語学関連書コーナーでの展開を図っている。

 ちなみに、「〜もういちど使っています」という言葉は、『もういちど読む山川日本史』などに代表される「もういちどブーム」を意識したものだとか。「10月は学習参考書が、1月には参考書に加え勉強関連書が動く時期。きちんとプロモーションしていきたい」と、武田氏は言葉を締めた。

『耳から覚える 試験に出る英単語 CD付』客層

『耳から覚える 試験にでる英単語 CD付』
『耳から覚える 試験にでる英単語 CD付』
森一郎・著
03年2月発売
998円(税込)
青春出版社・刊

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