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(2010/10/04)

断捨離で物を手放したら、次は“時間の整理”に注目

 9/20付書籍ランキングを見ると、初登場で43位にランクインした『1日が見えてラクになる!時間整理術!』や、75位『たった1分で人生が変わる 片づけの習慣』、122位『1日10分であらゆる問題がスッキリする「ひとり会議の教科書」』など、時間を整理するといったテーマに関連した本が多数ランクインした。

 少し前に「断捨離」という言葉がブームになったが、これは「思い切って物を手放すことで、空間・時間・エネルギーにゆとりが出て、それが気持ちのゆとりにつながる」という考え。今は“物を整理する”の次のステップとして “時間”が注目されているようだ。「断捨離」関連本は主婦を中心とした30〜50歳の女性を中心にヒットしていたが、「時間」関連本も、同じ客層が伺える。紀伊國屋パブラインを見ると、『1日が見えてラクになる!時間整理術!』は4割以上が30〜49歳の女性。『たった1分で人生が変わる 片づけの習慣』も3割以上が30〜49歳の女性だ。

 『1日が見えて〜』は、あっという間に1日が終わってしまい、仕事や家事が効率よく回せないという悩みを持つ著者の池田暁子が、“時間を整理する”というテーマで描いたコミックエッセイだ。最近はコミックエッセイが上位にランクインすることが多いが、本作は『日本人の知らない日本語』や『ダーリンは外国人』などのコミックエッセイを多く手がけてヒットさせたメディアファクトリーから発売されている。時間を効率的に使いたい読者にとって、サラリと読めて理解できるコミックエッセイはまさに“時間の整理”ができるだろう。

 一方、『たった1分で〜』は、「かたづけ士」を職業とする著者の小松易が、片づけの哲学を披露する内容だ。片づけの哲学という意味では、断捨離関連の本が注目を浴びた今年の7月あたりにも話題に上っていた。未だにロングヒットを続けているのは内容だけでなく、タイトルに具体的な時間を含ませることで、哲学を実生活で実感したいという読者の気持ちをうまくくすぐっているからだろう。

 断捨離で物も心も整理できた。次は時間にゆとりを持ちたい、そう考える読者が増えているのかもしれない。

ランクインした主な時間関連本

『1日が見えてラクになる!時間整理術!』
池田暁子・著
『1日が見えてラクになる!時間整理術!』

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