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(2010/09/09)

女性にも人気、エッチだけどオシャレな「妄想+アート」写真集

 8/23付の写真集ランキングを見ると、AKB48関連がTOP5を占めるなか、4位にランクインした『スクールガール・コンプレックス』が目立つ。7月の発売以降じわじわと売り上げを伸ばし、すでに1.1万部を売り上げた。いったいどんな本なのか。

 「少年の視点で切り取られた、少女に対する戸惑いと妄想」というキャッチフレーズを掲げている本作。制服姿の女の子が机の上に寝転ぶ姿や、両手を上げたときにチラリと見えたオナカなど、学校で自分だけが見てしまった“あの一瞬”や、“エッチなこと”を思わず想像してしまうシチュエーションを撮っている。しかも女子高生の顔が映っていないところがまた、妄想を掻き立てられるのだ。

 最近の写真集で異例のヒットとなったのは『妄撮』だ。普段着の女性たちの一部が、誌面が破り取られたデザインによって下着がチラ見できる内容だ。本作を「妄撮関連」として『妄撮』と一緒にコーナー展開しているヴィレッジヴァンガード高円寺店の長谷川朗店長に話を聞いた。

 「発売してすぐに5冊ほど入荷しました。パッキングしたままで、中身を見ることはできなかったのに2〜3日で完売。『妄撮』と比べると下着がうつるといった直接的ないやらしさがなく、アート感覚をくすぐる内容」と説明する。

 紀伊國屋のパブライン(8/20現在)を見ると、19〜29歳男性が30.1%、30〜49歳男性が29.5%と、約6割が男性。しかし19〜29歳の女性が12.2%と1割以上いるのも興味深い。

 著者はフォトグラファーの青山祐企氏。キヤノン写真新世紀優秀賞を受賞した実績の持ち主が手掛けており、写真のクオリティが高い。さらにエヴァンゲリオンの貞本義行氏など流行に敏感な著名人が絶賛したことも女性受けした要因だ。

 「ここ最近女性の間で、男性同士や女性同士の恋愛を描いた小説やコミックが流行りました。そういった流れから、本作も女性に支持があるのでは」と長谷川氏は分析する。さらに高円寺店は、「オタクではなく、おしゃれで面白いもの、変わったものに貪欲な人が多い」(長谷川氏)。

 妄想をくすぐる内容とアートのかっこよさがハマったことが、女性にも受けている理由なのだろう。

写真集TOP5

『スクールガール・コンプレックス』
『スクールガール・コンプレックス』
10年7月発売
青山祐企・著
1880円(税込)
イースト・プレス・刊

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