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(2010/04/27)

ユーザー調査にみる今週の注目盤
女性10・20代の関心度がアップしている 辻井伸行

 今年のクラシック界が“ショパンイヤー”なら、昨年の日本のクラシック界は“辻井伸行イヤー”だったと言ってよいほど、昨年注目を集めたのが辻井伸行だ。

 1988年生のまだ若い天才ピアニストである辻井は、早くからクラシックのコアファンには名前が知られるようになっていた。2009年6月7日、ほぼ4年おきにしか開催されない米国の難関「第13回ヴァン・クライバーン国際ピアノ・コンクール」で日本人初の優勝を飾ったことが報じられると、盲目であることを乗り越えての偉業という話題もあいまって、一気に社会的な注目を集めた。その結果、2007年10月発売のデビューアルバム『debut』がランク圏外から急上昇し、ついに週間アルバム2位という、クラシックでは小澤征爾と並ぶタイ記録を樹立。同じ週の3位には辻井の演奏による『ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番』がランクイン。9月に発売された『感動のヴァン・クライバーン・コンクール・ライブ』も大ヒットし、昨年のクラシック・アルバムの年間上位3位をこの3タイトルが席巻することになった。DVDでも、2008年6月発売の『川のささやき〜辻井伸行 サントリーホールLIVE!』が急浮上してランクイン期間内累計1万枚を大きく突破し、ピアニストのDVDとしては歴代断トツとなっている。

 このたび4月28日にリリース予定なのが、『感動のショパン〜ヴァン・クライバーン・コンクール・ライヴ』だ。優勝を飾ったコンクールのライブから、今回はピアノ協奏曲第1番、12の練習曲作品10全曲など、全編ショパンの曲で綴られている。ショパン生誕200年である今年を盛り上げたいクラシック業界にとっても援護となるリリースだろう。

 期待度アンケート調査では、この作品に「とても興味関心がある」「どちらかといえば興味関心がある」と答えた人の割合は34.3%で、男女別では女性の方が39.7%と高い。昨年12月発売のタイトルでの調査時と比較すると、女性の中でも10代・20代の若い世代の興味関心度が増しているようだ。4月30日にはテレビ朝日系『徹子の部屋』に母とともに出演予定となっており、さらに多くの人々に受け入れられるきっかけとなることを期待したい。

女性年代別による辻井伸行の興味関心度比較

『感動のショパン〜ヴァン・クライバーン・コンクール・ライヴ』
『感動のショパン〜ヴァン・クライバーン・コンクール・ライヴ』
辻井伸行
(KKCC-534)
4月28日発売

(オリコン期待度調査について)
オリコン・モニター・リサーチ会員(約8.7万人)からランダムに抽出した400人(10代、20代、30代、40代の男女50人ずつ)に、発売前のシングルやアルバムについて、アーティスト認知度、興味・関心度、購入意向などについてのアンケート調査を行なっているもの。

各項目の質問と回答選択肢、質問対象者は以下の通り。

項目 質問 回答選択肢 質問対象者
アーティスト認知度このアーティストを知っていますか? 「知っている」「知らない」 全モニター
楽曲視聴度(シングルのみ) この作品を視聴しましたか?「視聴した」「視聴していない」 全モニター
楽曲評価(シングルのみ) 作品を視聴して、どう思いましたか? 「とても良いと思った」「どちらかといえば良いと思った」「どちらともいえない」「どちらかといえば良くないと思った」「まったく良くないと思った」 楽曲視聴度調査で「視聴した」と回答したモニター
興味関心度作品に興味関心がありますか? 「とても興味関心がある」「どちらかといえば興味関心がある」「どちらともいえない」「どちらかといえば興味関心がない」「まったく興味関心がない」 アーティスト認知度調査で「知っている」と回答したモニター
CD購入意向このCDを購入しますか? 「購入する予定」「迷っている」「購入しない予定」 アーティスト認知度調査で「知っている」と回答したモニター
DL購入意向 この作品がダウンロード購入可能となった場合、購入しますか? 「購入する予定」「迷っている」「購入しない予定」 アーティスト認知度調査で「知っている」と回答したモニター

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