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(2010/02/03)

こんなに面白いんだ!……意外とハマる「歴史の教科書」

 歴史書の好調が続いている。最たるものは『読むだけですっきりわかる日本史 文庫版』で、昨年9月以降、上位ランクインが続いていている。背景にあるのは、歴史ブームではなく、むしろ勉強ブーム。教養のひとつとして、もしくはビジネスに役立てるために「歴史を知りたい」と考える読者が多いためだ。また、経済状態が不安定な時代には、「過去に学べ」という視点から、歴史書の売上げが伸びるという現象も起こるとか。

 そんななか、最近急激に売上げを伸ばしているのが、『もういちど読む山川日本史』『もういちど読む山川世界史』の2作。1/25付ランキングのBOOK部門では、それぞれ34位と60位にまで伸長している。

 本作は、「歴史の山川」「山川の教科書」として知られる山川出版社が、高校の歴史教科書を一般読者に向けて書き改めた通史。装丁も教科書風で、店頭では「懐かしい」と手にとる客も多い。当初は40〜50代のビジネスマンをターゲットにしていたが、20〜30代の女性にまで読者層が広がりを見せているようだ。

 コラムや解説などを多用し、読みやすさは工夫されているものの、内容はいたってオーソドックス。ただ、手軽に読めて1冊で通史を理解できるような書籍はこれまでなかったこともあり、歴史への入り口として絶好の役割を果たしている。「勉強やテストのためでなければ、歴史はこんなに面白かったのか」という読者の感想も多い。

3冊のランキング推移

『もういちど読む山川日本史』
『もういちど読む山川日本史』
五味文彦、鳥海靖・編

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