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(2010/01/14)

業界人が選ぶ注目漫画・ライトノベル1位は『聖☆おにいさん』

 10年も年明け以降、話題作のアニメ化や劇場版展開が続々と決定している。では、まだアニメ化が発表されていないコミック・ライトノベルでアニメ業界人が注目する作品とは?

コミック・ランキング

■根強い支持層を持つ作品が上位に

 宝島社『このマンガがすごい!2009』1位をはじめ、09年のコミック・ランキング上位に必ず登場する中村光『聖☆おにいさん』が1位となった。同作は天界からバカンスのために東京都立川に降臨したブッダとイエスが主人公の人気コメディ作品。伝説を基にした性格や設定を持つ2人の聖人だが、人間臭さ丸出しのやりとりが微笑ましい。ただ、宗教上の問題からアニメ化は恐らく困難。その「実現が難しそう」な要素も、期待値に拍車をかけている。

 2位の『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』は、伏見つかさ原作、かんざきひろイラストの大人気ライトノベル・シリーズ。スポーツ万能でファッション雑誌のモデルもこなすような、非の打ち所のない妹。しかし彼女には、誰にも言えない“妹萌え”オタクという秘密があった。しかしその秘密を、まるで“空気”のように扱っていた兄に知られてしまったことから始まるオタクネタ満載のコメディ作品である。原作の魅力はもちろん、かんざきひろはプロのアニメーターということもあり、もしアニメ化されれば本格的なブレイクが予想される。

 3位に登場したのは、“競技かるた”を題材にした『ちはやふる』。天才的聴力を持つ小学4年生の綾瀬千早が競技かるたと出会い、仲間と共にその魅力にのめり込んでいく小学校編。そして小学校を卒業した千早たちの4年後を描き、離れ離れになっていた仲間の再会や、かるた部結成へと動き出す高校生編。両編共に幼い登場人物たちの成長と葛藤が瑞々しく描かれており、「いつアニメ化されてもおかしくない」という好意的な意見が多数見られた。

 その他、「女性やアニメファンだけにとどまらず、幅広い層にアピールできる作家」ということで票が集まった『ハチミツとクローバー』の羽海野チカによる将棋漫画『3月のライオン』、非モテの三十路間近な男が、突然訪れたモテ期に戸惑いながらも様々なモテイベントを乗り越えていく『モテキ』などが挙がった。

 浦沢直樹が手塚治虫作品をフルリメイクした人気作『PLUTO』、あずまきよひこの大人気漫画『よつばと!』にも票が集まったが、両作共に毎年アニメ化が切望されている人気作品。しかしどちらも原作者の強いこだわりから、実現が困難とされている。その他、『化物語』の西尾維新が原作を手掛けた、初の漫画連載作品『めだかボックス』、いくえみ綾の『潔く柔く』等、根強い支持層を持った作品が注目を集めた結果となった。

■アンケート調査概要
・調査期間:09年12月9日〜16日
・調査対象:アニメ誌、レコードメーカー、テレビ局、アニメライターなどアニメ業界で働く20〜40代の男女

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