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(2009/12/25)

「次世代メディア」のヒット条件は「コミュニケーション」機能!

 ブルーレイに、Twitterに、3D映画と、エンターテインメント市場の起爆剤として期待される新サービス。一体どのサービスが、なぜユーザーに訴求しているのか。「次世代メディア」のヒットのキーワードとは何か。ユーザー調査から迫った。

 図は、オリコンが実施した、近年話題を集めている「次世代メディア」の浸透度調査より、各メディアの認知度と利用経験率についてまとめたもの。調査対象とした22のサービス/メディアのうち、もっとも高い利用経験率を示したのは「mixiアプリ」で56.1%となった。また、全モニターのうち、半分以上が知っていると答えたサービス/メディアについてのみ見ていくと、もっとも利用経験率が高いのは「Twitter」(経験率22.3%)となった。

次世代メディア 認知と利用経験率

 09年8月にPC版が、10月にモバイル版がスタートするや、「mixi」のサイト全体の総利用時間を『YouTube』を上回るまでに押し上げた「mixiアプリ」と、著名人の利用などが報道され、一気に利用者を急増させた「Twitter」。09年のブレイク・メディアの代表とも言えるこの2つが人気を博していることが、今回の調査からも改めて窺える。

 さて、「mixiアプリ」「Twitter」はなぜ人気なのか。今後、この2サービスについて「利用したい」と答えたモニターに対して、その理由を自由回答でたずねたところ、両者に共通する訴求要因として「無料」「手軽さ」「暇つぶし」というのが浮かび上がる。さらに、もうひとつ一つするキーワードは、「コミュニケーション」。“ソーシャル・ゲーム”と呼ばれる、「マイミクと遊べるゲーム」が特徴の『mixiアプリ』では、「友達と遊べる」というコメントも目立つ。「Twitter」も、「リアルタイムでコミュニケーションが取れる」ことへの支持が高い。つまり、両者のヒット要因とは、「手軽に」、「ただで」、より頻繁に「コミュニケーション」が取れることにあるといえそうだ。

『mixiアプリ』『Twitter』を利用したい理由

 それでは、2010年にブレイクするメディアのキーワードとは何であろうか。各メディアの認知度と今後の利用意向についてまとめたのが、今回の調査結果から、今度は各メディアの認知と今後の利用意向についてまとめたところ、「ブルーレイディスク」「3D映画」「非映画コンテンツ(ライヴ、スポーツなど)の劇場鑑賞」の三つが、ユーザーの間で特に利用意向の高いことがわかる。

次世代メディア 認知と利用以降

 この中から特に、「3D映画」「非映画コンテンツ(ライヴ、スポーツなど)の劇場鑑賞」についてのユーザーコメントを見ていると、「迫力がありそう」「一度は体験したい」(「3D映画」)、「新鮮で面白そう」(「非映画コンテンツ」)などコンテンツの新鮮さが興味を引いている一方で、「大勢の人で楽しみたい」(「非映画コンテンツ」)、「アトラクション的な感覚で見られる」(「3D映画」)といったコメントも見られる。ここから窺えるのは、ユーザーの“共同視聴”の欲求だ。つまり、ここでも「コミュニケーション」がヒットのキーワードとして浮かびあがるのだ。

『3D映画』『非映画コンテンツ』を利用したい理由

 インターネットサービスの発達に伴い、ユーザーの摂取する情報量が増大し、個々の嗜好が多様化したといわれる現代。しかし、ユーザーは今、オンライン/オフライン双方でより頻度の高いコミュニケーションを求めているといえるだろう。さて、2010年は、どのようなサービスが、ユーザーの「コミュニケーション」欲求を見出し、人気を得るのか。注目される。

【調査概要】「次世代メディア」の浸透度に関する調査
■調査期間:09年12月1日〜12月4日
■調査対象者:10〜40代の男女、各125名。合計1000サンプル
■調査地域:全国
■調査機関:オリコン・リサーチ(株) オリコン・モニターリサーチ

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