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(2009/12/10)

スクエニ、芳文社ら、アニメ分野では「新興勢力」の出版社が飛躍

 アニメの原作を提供する出版社では、講談社、集英社、小学館、角川グループパブリッシングなど以前からの大手に加えて、比較的参入が新しい会社の飛躍が目立った年であった。

 その筆頭に挙げられるのがスクウェア・エニックスだ。『月刊少年ガンガン』を中心に複数の漫画誌を抱える同社からは、王道の少年向けでは『鋼の錬金術師』、萌え・美少女系では『咲-Saki-』、女性向けとしては『PandoraHearts』と、多角的な展開でヒットを連発。いまやシーンの中心的存在となっている。

『鋼の錬金術師 23』
『鋼の錬金術師 23』
荒川弘・著
(C)2009 Hiromu Arakawa

 

『PandoraHearts 9』
『PandoraHearts 9』
望月淳・著
(C)2009 Jun Mochizuki


 また、『けいおん!』の大ヒットにより一躍注目を集めたのが芳文社『まんがタイムきらら』系の作品群だ。美少女キャラクター中心の4 コマ漫画、いわゆる「萌え4 コマ」は「ゆるゆる」系に人気が集まる現在のアニメ界と相性がよく、『けいおん!』に続いて『かなめも』や『GA- 芸術科アートデザインクラス』がアニメ化された。

最近アニメ放送された主なスクウェア・エニックス作品

 

最近アニメ放送された主な芳文社作品



 ライトノベルでは、02 年創刊の「MF 文庫J」(メディアファクトリー)からは『聖剣の刀鍛冶』『けんぷファー』、06 年創刊の「GA 文庫」(ソフトバンククリエイティブ)から『神曲奏界ポリフォニカ クリムゾンS』と、新しめのレーベルからのアニメ化が続いた。これらの作品では放映開始と共に原作の認知度及びセールスが急上昇。「角川スニーカー文庫」「富士見ファンタジア文庫」「電撃文庫」ら、古参の強豪と比較して、アニメ化時の売上の伸び率が非常に高くなっている。

MF文庫J・GA文庫 最近アニメ化された作品

 また、「MF 文庫J」の作品を多くコミカライズしている『月刊コミックアライブ』から、オリジナル連載の『まりあ†ほりっく』『ささめきこと』が相次いでアニメ化されたことも特筆しておきたい。

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