ヒットがみえるエンタメマーケット情報サイト

  • ORICON BiZ onlineのご案内
  • お問い合わせ
  • サイトマップ

ニュース一覧 > CLOSE UP

(2009/12/09)

京アニ、シャフト…個性的なブランド力で地位を確立するアニメーション制作会社

 アニメユーザーにとってアニメ制作会社は、数ある視聴対象の中から“見るべき作品”を選別するための大切な判断基準となっている。なかでも09年、高品位な作品作りをするブランドとしてアニメユーザーから特別に認知されたアニメ制作会社に、シャフトがある。新房昭之監督が手掛ける個性的な演出で話題を呼んだ『まりあ†ほりっく』や『夏のあらし!』、『さよなら絶望先生』といった作品に加え、同監督の『化物語』ではBD が大ヒットを記録し、名実共に今年最も注目を集めたアニメ制作会社となった。

化物語
シャフトがアニメーション制作を手掛けた『化物語』はBDが大ヒットを記録
(C)西尾維新/講談社・アニプレックス


アニメ制作会社・シャフト

 また、『とらドラ!』や『ハヤテのごとく!!』、そして主題歌の「only my railgun」がシングルランキングで初登場3 位を記録した『とある科学の超電磁砲』などのヒット作を手掛けたJ.C.STAFF も、シャフトと同様に長い歴史を持つスタジオながら、全盛期と謳われた00 年代初期を上回るほどの注目を集めた。

 シャフト、J.C.STAFF 共に業界では大手制作会社という立ち位置ではなく、いわゆる“中堅”と言われるような規模の制作会社である。しかし、堅実な制作を積み重ね、奇抜かつ豊富なアイデアに彩られた演出の妙でユーザーから厚い支持を集め、現在確固たるブランドイメージを築き上げたと言えるだろう。

『AIR』や『涼宮ハルヒの憂鬱』、『らき☆すた』等で支持を集め、アニメ制作会社の中でも頭一つ抜きんでたブランド力を持った京都アニメーションも、いわゆる“中堅”規模と言われるアニメ制作会社である。今年パッケージ商品が軒並み大ヒットを記録した『けいおん!』も同社制作のアニメ作品だが、手を広げ過ぎず、ひとつの作品をじっくり丁寧に仕上げる安定感が、パッケージ離れ著しい若いユーザーからも支持を集めているように感じられる。

アニメ制作会社・京アニ

 2010年以降、ますます問われていくであろう「商品価値」を、アニメーションの質で追い求める有力な“中堅”規模のアニメ制作会社。各社の持つ個性的なブランド力に、今後も注目していきたい。

Go to Page Top


週刊『コンフィデンス』とは

@音楽・映像・書籍のランキング&マーケット動向
Aエンタテインメント市場の調査・分析
B人気作のヒット分析
C業界キーマンのインタビュー

などが網羅できる定期購読誌です。


コンフィデンス 雑誌購読のお申し込み

 

Go to Page Top