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(2009/03/20)

08年有料音楽配信マーケットは20%増も
パッケージと配信売上合計では、前年からやや減

 日本レコード協会(以下、レコ協)が08年第4四半期および08年年間の「有料音楽配信売上実績」を2月25日に発表した。それによると、第4四半期実績では、インターネットダウンロードが金額ベースで約24.1億円、モバイルが約205.6億円を記録し、05年第1四半期に同調査が開始されて以来、最高の数値となった。

 08年年間(右表参照)では、数量で前年比3%増の4億7919万回、金額で前年比20%増の905億4700万円となり、05年以降、4年連続で右肩上がりに推移しているものの、06年から07年にかけて41%増加した配信市場全体の成長率は、鈍化しつつある。

 配信市場全体(金額ベース)の約88%をモバイル配信が占め、798.5億円。その主力コンテンツである着うたフルが、前年比39%増の476.3億円に伸張し、約6割を占めている。レコ協が1月に発表した「08年レコード生産実績」によれば、08年のシングルCDの売上が400億円を切り、399.5億円であったことから、04年11月に着うたフルのサービスが開始されてから初めて、フルサイズの楽曲比で着うたフルがシングルCDを金額ベースで逆転する結果となった。

 また、08年の音楽ソフト(オーディオ+音楽ビデオの合計)生産実績金額3617億7500万円と、08年の有料音楽配信売上実績を合計すると4523億2200万となり、対前年比3%減に。これまでパッケージ市場の縮小をデジタル配信市場の拡大が補完し、音楽市場全体としては微増を続けてきた(右グラフ参照)が、配信は単価が低いことから、パッケージの落ち込みを埋め切れなかった。着うたユーザーの着うたフルへの移行が顕著なことから、着うたフルに続く収入源となる新コンテンツ開発が急務となりそうだ。

08年有料音楽配信売上実績

パッケージ/配信売上の推移

(ORICON BiZ3月16日号より抜粋)

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