ヒットがみえるエンタメマーケット情報サイト

  • ORICON BiZ onlineのご案内
  • お問い合わせ
  • サイトマップ

ニュース一覧 > NEWS

(2009/10/27)

日米の興行ランキングを賑わす渡辺謙出演作

■“もっとも怖いホラー”が公開5週目で全米首位

 アメリカの映画興行をみていくと、時として予想を超える動きをする作品がある。今週の『パラノーマル・アクティヴィティ(原題)』の首位奪還など、まさに好例。“もっとも怖いホラー”という評判がクチコミで広がり、劇場数が増えるにしたがって動員が飛躍的に伸びていった。今週は全米1945の劇場に広がり、興行収入を2200万ドルに乗せて1位に登りつめた。作品の存在が社会現象と化しつつあるから、まだ数字は伸ばせそうで、現在、累計興行収入は6247万ドル超だが、1億ドル超えも実現性を帯びてきた。

 この驚きのジャンプアップで初登場組は影が薄くなってしまった。大ヒットシリーズ第6弾『ソウ6』は1479万ドル超という興行成績で2位ながら、シリーズ作品としては最低の数字。こうしたジャンルは1週目の成績が成否を分けるわけで、ハロウィンの週を迎えるとはいえ、この成績では前途多難というしかない。

 同じく初登場の『ATOM』が6位となったのは、日本人としては喜んでいいのか、悲しむべきか。手塚治虫の国民的漫画『鉄腕アトム』の米国版CGアニメーションで、日本では既に10月10日から公開されている。ランクインしたのは嬉しいが、700万ドル超という数字はかなり微妙。声の出演もニコラス・ケイジやサミュエル・L・ジャクソン、ネイサン・レインなど芸達者を揃えているだけに、もう少し稼げるはずだった。

 同じことが『ダレン・シャン』にもいえる。こちらはダレン・シャン原作のファンタジーで、『アバウト・ア・ボーイ』などで知られるポール・ワイツの監督作だが、何といっても渡辺謙が出演しているのだから、もう少し数字を伸ばしてほしかった。2754劇場で634万ドル超の成績は淋しすぎる。

■『僕キミ』vs『きみぼく』の日米“せつない純愛”対決は『僕キミ』が圧勝

 日本の興行ランキングでは、その渡辺謙の主演作『沈まぬ太陽』が初登場で何位になるかが注目されていたが、全国403スクリーンで2日間の興行収入が2億5053万円超で堂々2位。3時間22分という上映時間を考えたら、上々の滑り出しといえる。観客層の軸は50歳代以上だから、息の長いヒットになりそうだ。

 めでたく初登場でトップを奪ったのは青木琴美のベストセラー・コミックの映画化『僕の初恋をキミに捧ぐ』だ。難病、純愛、さらに主演が井上真央と岡田将生という旬なキャスティングもあって、10代から20代の女性層がどっと押し寄せた。2日間の興行成績は全国302スクリーンで2億8125万円超。興行収入30億円を窺える滑り出しだ。

 洋画の初登場作品としては『きみがぼくを見つけた日』が9位に入ったが、あまり話題にはなっていないだけに、今後が厳しい。

Newsダレン・シャン
『ダレン・シャン』
日本公開:10年3月
配給:東宝東和
C 2009 Universal Studios. ALL RIGHTS RESERVED.


News沈まぬ太陽
『沈まぬ太陽』
公開:10月24日
配給:東宝
C 2009「沈まぬ太陽」製作委員会

Go to Page Top

Go to Page Top