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(2009/10/14)

新作公開ラッシュのなか、藤原竜也主演作が首位奪取

 日本ではいまひとつ盛り上がらず、未公開のままDVD化されるケースが少なくないが、アメリカではコメディが興行シーンを大いに賑わす。今週、3428万ドルの興行成績で堂々とトップを飾った『Couples Retreat』はその好例といえる。 『ウェディング・クラッシャーズ』(この作品も日本未公開)などで抜群の人気を誇るヴィンス・ヴォーンと、『ハンコック』のジェイソン・ベイトマン、『アイアンマン』などの監督としても知られるジョン・ファブローが競演。4組のカップルがそれぞれ仲を活性化するために南国のリゾートに出かけるが、かえってカップルの試練を迎えてしまうというストーリーだ。色っぽいギャグが散りばめられ、くすぐりも十分で、出演者の個性と相まって観客の反応も上々。監督のピーター・ビリングスリーは、ヴォーンやファブローとも仲が良く、ふたりの脚本のもと、持ち味を引き出している。

 2位になったのは前週1位の『ようこそゾンビランドへ(仮)』。めでたく日本公開が来年に決まったが、今週も1480万ドルの興行収入を稼ぎ出し好調さを維持している。新しいかたちのゾンビ映画という評もあり、公開が待ち遠しい限り。

 注目はTOP10圏外から4位にジャンプアップした『Paranormal Activity』だ。呪われた家の一夜をドキュメンタリースタイルで描き、数字的には790万ドル超と大したことはないが、“史上最も恐ろしいホラー映画”との呼び声が高い作品。イスラエル出身のオーレン・ペリーのデビュー作で既に来年の日本公開が決まっている。日本でも“化ける”だろうか。

 日本の興行シーンに目を向けると、ずらり7本の初登場作品が並んだ。めでたく1位に輝いたのは『カイジ 人生逆転ゲーム』。テレビのアニメーションにもなった福本伸行の人気コミックの映画化で、『デスノート』シリーズの藤原竜也主演ということで、若者層を中心に人気が集まった。借金を帳消しにするためにフリーター青年が究極のゲームに挑むストーリーで、あくの強い展開と、手に汗を握るサスペンスに彩られている。

 分かりやすさでは『ワイルド・スピードMAX』だろう。痛快なカーアクションを求める層が休日に結集した感じだ。続く『私の中のあなた』も“難病、泣ける”というイメージが浸透した。トップを取れなかったものの、2本の洋画が健闘したのは明るい材料といえるだろう。

 東野圭吾原作の『さまよう刃』、太宰治原作の『ヴィヨンの妻〜桜桃とタンポポ〜』は4位と5位に甘んじたが、どちらも息の長いランクインが望め、これからといったところか。9位の『引き出しの中のラブレター』は数字的に伸びず、微妙な順位ではあるが、10位の『ATOM』は健闘している。

『カイジ 人生逆転ゲーム』
国内1位
『カイジ 人生逆転ゲーム』
公開:10月10日
配給:東宝
(C)福本伸行・講談社/2009「カイジ」製作委員会

『ワイルド・スピードMAX』
国内2位
『ワイルド・スピードMAX』
公開:10月9日
配給:東宝東和
(C) 2009 Universal Studios. ALL RIGHTS RESERVED

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