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(2009/08/20)

“ゆるい”関係性が人気Twitterユーザー急増のワケ
巷で話題の『Twitter』とは?

 インターネットのコミュニケーションといえばこれまで、mixi、モバゲータウン、GREEに代表される「SNS」や「ブログ」が人気を博してきた。だが最近、新たに『Twitter』(ツイッター)というミニブログサービスが急速にユーザーを増やし、注目を集めている。

 『Twitter』とは、「いまなにしてる?」の問いかけに答えて、自分が今何をしているか、何を考えているかを短い文章で逐次投稿(つぶやき)することで、他のユーザーとの交流を可能にした無料サービスである。従来のブログやSNSと大きく異なるのは、投稿できる文字数が140文字以内と制限されている点。そして、自分がその時思ったことを、リアルタイムに書き込んでいく点である。

 ブログやSNSなどでは、文章をある程度考えて投稿する必要がある上、投稿された情報が現在のものとは限らないため、リアルタイムなコミュニケーションにはあまり結びつかない。だが『Twitter』は、利用者がリアルタイムにつぶやきを投稿しているため、書き込みによって相手の現在の状況を知ることができる。こうした従来にはない“気軽さ”と“即時性”が、人気の要因となっているのだ。

 友達や気になる人を登録し、自分の投稿に加え、登録した人の投稿を「タイムライン」(つぶやきの一覧)に表示させる「フォロー」という仕組みも、人気を支える大きな要因のひとつ。フォローは基本的に、相手の意志に関係なく自由に登録・解除が可能であることから、相互承認が必要なSNSの“お友達登録”と比べその関係は非常に気軽なものとなっている。

 それゆえSNSのように、「読み逃げ(日記を読むだけでコメントをしない行為)禁止」といった、知り合い同士による濃密なコミュニケーションが求められることがなく、見知らぬ人同士による気軽なコミュニケーションが成立しやすい。息が詰まらない“ゆるい関係性”が、好評を博している側面も強い。

米国では大統領選に活用、日本での利用者も急上昇

 そもそも『Twitter』がサービスを開始したのは06年7月。その即時性と気軽さが注目されて米国内で人気が高まっていった。さらに08年の米国大統領選挙においてバラク・オバマ現大統領らが『Twitter』を選挙活動に利用したこと、ブリトニー・スピアーズやマライア・キャリーら多くの有名人が利用するようになったことなどから注目されるようになった。ネットレイティングスの調査によると、09年4月時点では米国で1700万人もの利用者を集めているとされている。

 日本では英語版しか提供されていなかった07年頃から、イノベーターを中心に利用が広まっていった。その後08年4月に日本語版が公開され、さらに米国での人気の高まりで注目され始めたことなどから、09年に入って人気が急上昇。先のネットレイティングスの調査でも、国内で78.3万人の利用者がいるとされている。ちなみに『Twitter』が09年6月に日本のユーザーに携帯電話で調査した利用者アンケート(1800名が回答)によると、日本での利用者は20代〜30代までが7割以上を占め、性別では男性が7割を占めているという。また、PCだけでなく携帯電話を併用する人が9割を超えているのも特徴的だ。

 『Twitter』が日本で話題となったのは、単にユーザーが増えているという側面からだけではない。坂本龍一、勝間和代、広瀬香美といった有名人やアーティスト、さらには政治家などに利用が広がっており、彼らが日常的な話題をつぶやいたり、情報発信に活用したりしていることも、注目を集める大きな要因になっている。

 また、『Twitter』のリアルタイム性にメディア各社も注目するようになり、朝日新聞や毎日新聞といった新聞社が活用するにも至っている。急速にユーザーを増やしている『Twitter』は、コミュニケーションツールとしてだけでなく、情報発信手段としても活用されつつあるのだ。

twitterユーザー調査

(ORICON BiZ8月17日号より抜粋)

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