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(2009/08/07)

「根性」より「日常との親和性」で人気を集めるスポーツ漫画

『巨人の星』『あしたのジョー』など“スポ根”全盛の時代から一大ジャンルを形成しているスポーツ漫画。現在、そのジャンルに新しい波が来ているようだ。

 この春より、『タッチ』『H2』のあだち充による野球漫画の最新作『クロスゲーム』がTVアニメ化。放送直前の3月に発売された単行本第14巻は、コミックランキングで初登場3位にランクイン。併せて、既刊分も売上を伸ばすなど、あだち作品人気の健在ぶりを証明している。

 さらに7月から放送がスタートしたアニメ『大正野球娘。』もブレイクの兆候を見せている。『クロスゲーム』『大正野球娘。』はいずれも女子が野球部で活躍。吉田えり、片岡安祐美ら現実の女子野球選手の人気にあやかったわけではないだろうが、女子が活躍する作品が同時期に放送されているのも面白い。

 そういった点も含めた、最近のスポーツものの傾向について、アニメ専門誌『アニメージュ』編集長・松下俊也氏は、「主人公はベースとして才能があった上で、努力するタイプが多い。かつてのスポ根ものの基本であった『根性』はあまり描かれません。また、スポーツや部活動と日常生活を等価に描いている場合がほとんどで、女子の活躍も顕著である点は時代性を感じさせます」と分析する。非日常的な「根性」よりも「日常との親和性」で共感を抱かせることにより、より多くの読者・視聴者、特に同年代からの支持が顕著となっているようだ。

(文・仲上佳克)

クロスゲーム推移

(ORICON BiZ8月3日号より抜粋)

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