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(2009/07/31)

演歌・歌謡活性化の起爆剤!キーワードは「コラボレーション」

 ここ数年、演歌・歌謡曲ジャンルのアーティストと、J-POPなど他ジャンルのアーティストや作家とのコラボレーション例が増え、話題になっている。

好調な演歌・歌謡シーンその活性化の中に見えるもの

 音楽マーケットが苦戦する中にあって、演歌・歌謡曲シーンは好調に推移している。下図の「演歌・歌謡 市場規模の推移」でも、「演歌・歌謡」シングルは近年ほぼ順調に売り上げ金額を伸ばしているのがわかる。

 ではなぜこのような傾向が見られるのか。様々な理由が考えられるが、そのひとつとして、最近たびたびニュースとなる、演歌・歌謡ジャンルと他ジャンルのアーティストによるコラボレーションが挙げられる。

 もちろん、コラボ自体は目新しいことではない。音楽のジャンルレス化が進み、他ジャンルのアーティストとの共演がスムーズに行われるようになった現在、特にポップス界では積極的にコラボを推し進めている傾向がある。そのような中、演歌・歌謡シーンにおいてもコラボ・バリエーションが多様化し、昨今では意外なアーティストの組み合わせが実現している。その話題性により注目度が増し、演歌・歌謡シーンの活性化の一助になっていると言えるのではないか。

ジャンルを超えて行われる3つのコラボパターン

 演歌・歌謡シーンにおける最近の他ジャンルコラボの例は、主に3つのパターンにわけられる。

 まず、@演歌・歌謡ジャンル以外のアーティストが曲を提供したり、普段J-POPの楽曲を書いている作詞家・作曲家が曲を作る“作詞・作曲コラボ”。演歌・歌謡曲ファンの中心層は中高年だが、今の中高年層は様々な音楽的バックボーンを持ち、音楽志向の多様化が進んでいる。結果、さまざまな楽曲が受け入れられ、求められるようになったことが大きい。

 次にA異ジャンルも含むアーティスト同士による“楽曲共演コラボ”。そしてB異ジャンルのアーティストとの“ライヴ共演コラボ”。アーティスト同士のコラボはこれまで何度も行われてきたが、最近では秋元順子がAJ名義でCLIFF EDGEのアルバムに参加。HIP-HOPアーティストとの巧みなコラボを見せたことが話題となった。“ライヴ共演コラボ”は、フェスやイベントで、さまざまなジャンルのアーティストと同じステージに立つ例だ。この場合、ひとつの楽曲を同時に歌うのではなく、異なるジャンルのパフォーマンスが同じステージ上で繰り広げられる様子に、観客は新しい発見をしているようだ。

 実際、レコードメーカーでも、従来どおりのキャンペーンに加え、受け手の志向の多様化に合わせて新しい仕掛けを考え、話題を提供し、これが演歌・歌謡シーンの活力の一助となっている。

演歌・歌謡グラフ

(ORICON BiZ7月27日号より抜粋)

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